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 着想ではなく知識から作品を作ってるカンジがするー。
 推理ミステリだと、その成り立ちは致命的な気がします。
 「物の見方」にキモがあるのではなく「情報の有無」にウェイトがあるので。
 ようは「知っているか、知らないか」って次第。

 『成風堂』シリーズでも状況は同じではないかと思うのですが、あちらは「書店員の視点」という要素が加味されるので、単に「知っているか、知らないか」では判断できないのですよね。


 事件推理の展開も大雑把というか……。
 高校卒業を前に気持ちを整理するため、6年前に幼馴染みの身に起こった事件の真相をつきとめようと動きだすのですがー。
 6年間まったく変化を見せなかった事件の概要が、今回、主人公が動き出した途端にあれよあれよと進展を見せていく様が不自然に思えて……。

 しかもその捜査の効率の良さったらないわー。
 とにかくハズレを引かないっていうのはスゴイ。
 行く先々、会う人会う人から新たな情報を得て真相へと近づいていくという。

 次の行き先は往々にして向こうから呼び込みかけてくるので行動するにも迷いが無くて、途中で悩む必要が無いのですよね。
 だもので推理するのは最後の最後。
 まさに推理にもハズレ無し。

 んー……。
 経験値貯めながら街から街へクエストをこなしていくRPGみたい。


 真相をミスディレクションする要素も存在していて、それは最後まで可能性を持ち続けていたので「推理するのは主人公ではなく読者」というスタンスで読ませていたものだったのかもしれませんけれどー。


 主人公の周りに魅力的な可能性をはらんだ友人が少なくない数いたのですが。
 彼ら彼女らがそのミスディレクションを生み出す仕掛けとしか働いていなかった点が残念。
 個に収めて解決するのではなく、謎や悩みを集団で共有できたほうが良かったのではないかなー……って気がします。
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