本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 あのね。
 べつに昨日の都議選の結果に異議を申し立てるつもりはないのですけれどね。
 ひと言ね。


 この結果が有権者の意志であるというのは民主主義として尊重しますが。
 その動機が――
 「一度くらい野党に政権取らせてみたらいいんじゃね?」
 ――だったりするのであれば、もう、考え直せと肩つかみますよ。
 「与党は足りない」という感覚が「野党なら大丈夫」ということにつながるという恐ろしさと言いましょうか。
 そこはイコールで結ばれたりはしないでしょう!!!


 多数決で争う民主主義は、ベストを選ぶのではなくベターを選ぶ政治システムだと思っています。
 そこで「取らせてみたらいいんじゃね?」という意識は、極めて危うい感覚だと言わざるを得ません。

 日本の政治風土からいって、一度進み出した流れを変えることは想像を絶するパワーが必要となることはハッキリしています。
 間違っているから正そう……なんてことが可能な風土ではないのです。
 間違いだけれどもう動き出しているから、間違いを知りつつもそのなかで修正していこう。できるだけ。できるだけ(笑)……という風土なのです。
 それを「取らせてみたらいいんじゃね?」という感覚で許してしまったら、今後10年20年そして100年というスパンで国が壊れます。


 わたしも特段にいまの与党がベストだなんて思っていません。
 それでもわたしは野党の政策に比べたら与党のほうに一日の長どころか優位性があると感じています。
 だからわたしは――
 「一度くらい与党も政権から落ちたらいいんじゃね?」
 ――なんて言いません。
 いまの野党に政権握らせるくらいなら、現与党のほうがベターだと信じています。


 現野党を支持する人も、野党が良いのであればそれを明確にして欲しいのです。
 「いいんじゃね?」
 というような適当さではなくて。

 仮に、仮にですよ?
 与野党が掲げる政治方針が甲乙付けがたいのであれば、引き継ぎなどが発生した場合のロスが少ないだけに与党が継続するほうがマシだと考えます。
 そこへ無理に交代を迫る理由にはなりません。
 そこでも敢えてなお二大政党制を掲げて交代を迫るというのは、祭事の管理責任者を各町内で持ち回っていくムラ社会制度の再現でしかありません。



 かつてドイツでナチスが政権を取ろうかというとき、閉塞した国家の未来を彼等に賭けた人たちが多かったのではないかと推測します。
 でも、いまのわたしたちはあのときを振り返り――
 「ナチスに政権取らせてみたらいいんじゃね?」
 ――などとは思わないハズです。
 それは何故でしょう。
 もちろんわたしたちがナチスのやることを知っているからです。


 それを考えると、「いいんじゃね?」という適当さで臨む人は、やはり政治について関心が無い、知識が無いのだと思わざるを得ません。
 わたしが思うには、野党のやり口を知っていればそんなことは言わないハズだからです。
 あるいはそのやり口をわたしとは反対に評価をしているのであれば「いいんじゃね?」という適当さで臨むことも無いハズです。
 どちらにしても、その程度の考えで与野党逆転を望む人は、こと政治に関しては害悪でしかないという判断に至ります。
 そんな安易な気持ちでいるなら、むしろ無投票であったほうがマシです。



 やりたい放題であった与党に対して軽く灸を据えたという意味で今回の都議選がガス抜きになって、近いうちにあるであろう総選挙では真っ当な選挙になることを願っています。
 今回の件で苦労するのは与党ではなく、石原都知事であるところがまだまだ救いですか。


 自分たちには社会を動かす力があると信じて、そしてもっと考えて欲しいのです。
 考えた上で政権交代を望むのなら、あとはもう民主主義という力で社会を作りだしていきましょう。
スポンサーサイト
<< 『走れ!T高バスケット部2』 松崎洋 著 // HOME // 『GA 芸術科アートデザインクラス』#1 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/970-e3820f0a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。