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 面白かったかそうでなかったかを問われれば「面白かった」なんですけれど。
 高評価するかしないか、あるいは、感動したかしなかったかを問われると「高評価はしない」「感動しなかった」になるのデス。
 理由は、この作品が「エロゲ(泣きゲー)のフォーマットに準拠」した作品なため、この作品ならではの魅力に乏しかったからではないかと。

 と言うからにはその「エロゲ(泣きゲー)のフォーマット」とやらを定義しないとズルイと思いますので、わたしが思うトコロのそれを。


 突然現れた(出会った)女の子に振り回されることになる男の子。
 現状に置いて主人公の日常は閉塞感があったり無味乾燥で彩りに欠けたものであった。
 そのため女の子に振り回される毎日を当初は迷惑に思っていても、次第に楽しく思っていく。
 そうして二人の距離が縮まっていくなかで、なぜ女の子が自分の前に現れたのか気になっていく男の子。
 女の子が困っているなら助けてあげたい。
 だけれども女の子の真実に近づいていくことは、彼女の存在を世界から危うくしてしまうこともであって。
 自分が日常のなかで抱えていた問題解決と、女の子が世界に存在している意味がトレードオフの関係になっていることに悩む男の子。
 自分のために悩んでくれる男の子に感謝しながら、しかし女の子は自らが幕を下ろすことで男の子を救う。


 ……ってモノがわたしが考えるところのフォーマットなのですが。
 「真実に迫ることで失われていく彼女の存在」というあたりが葛藤を生んで涙を誘う次第。

 あとまぁ、自らがそう「消えゆく存在」だと無自覚にであろうと知りつつ、問題解決へ常に前進姿勢でいるのはヒロインのほうであるというトコもポイントかなぁ。
 女の子は物語において「選択を済ませた存在」もしくは「未来を(意志を)決定している存在」で、迷うのは男の子の側であるという。
 そこに選択がある(選択という葛藤が明示される)かどうかは問題ではなく、むしろ男の子は女の子の意志の前に無力であることのほうが重要なのかも。



 えーっと、まぁ、そんなことを思い浮かべつつ読み進めていったので、驚くほどに新鮮味を感じられなかったというワケで……(^_^;)。
 むしろ既知感のほうが強かった!(><)

 ただ、冒頭で述べたようにそれでも「面白かった」と感じたことは事実で。
 それがフォーマット準拠であることで慣れ親しんだ展開であったことに由来するものなのか、それとも清水センセの筆致をいまでも好きでいられているのか。
 できるなら後者であってほしいと願っているのですけれどー。

 もともとエロゲノベライズも手がけられてきた清水センセですから、ここで流れた展開がセンセの「魅力」であったとも言い難いのですよねー。
 そこに打算はなかったのか……と疑ってしまって。

 計算するのは良いですし、むしろ当然のことだと思ってます。
 んでも打算でやられるのは気分よろしくないなー……と(^_^;)。
 どちらなのかは、ただの読み手であるわたしにはわかりませんけれど。


 「脱子」といったネーミングセンスは清水センセらしいなぁ……と思いますが!(笑)

 最近の清水センセはわたしの好みからは外れていたのですけれど、その流れにおいて今作は「戻ってきてくれた!」感を味わえて良かったかもです。
 楽しむことができたのなら、それが計算であろうと打算であろうとかまわない……のかもしれません。


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