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 「つまらなかった?」と問われれば絶対的に否と答えるところなのですけれど、「面白かった?」と問われると答に窮する作品でした。
 面白く……なくはなかったのですが、興味深く読めたワケではないので。
 なんちうか、桜庭センセの既作とひどく似通った印象を受けてしまったんですよー。
 だもので新鮮な楽しさ面白さに出会えた喜びが、ぶっちゃけてしまうと皆無だった次第。

 それを「作風」と読み取るファンとしての姿勢があれば、今作は間違いなく桜庭センセの作品であると言い切ることができるので受け入れることができ、また面白く感じられるところでしょう。
 たぶん。


 出自、そして生い立ちに特異性がある女の子が、地方で育ち、都会へ流れていき、ノーマルとアブノーマルの別なく恋愛をして、そして安定できる場所を見つけるお話。
 これ、わたしが持つ桜庭センセの既存作品のイメージに完全に合致してしまうんですよー。
 今作で加わるような新しい要素が見あたらない、感じられないという……。


 しいて挙げるとするならば、主人公のオンナノコがとある文学賞を受賞して彼女を取り巻く世界が変化するくだりでしょうか。
 これはもう桜庭センセご自身が直木賞を受賞されたことと無関係ではないでしょうし、またその体験があるからこそ物語れる部分だと思います。
 そうした受賞後の世界を覗くことは読み手として興味深いところであったと思います。

 んでも、こうした展開に関しては、わたし、「桜庭一樹日記」とかその他のエッセイで読んでしまっている部分でもあったのですよねー。
 それが新鮮味を無くした敗因かもだわ(^_^;)。


 それでも今作はやぱし桜庭センセらしい作品であることは間違いないところでありますし、また「今」の桜庭センセにしか物語れない作品であったと思います。
 むしろこれを区切りとして、これからセンセがどこへ向かうのか楽しみになれるような区切りとしての受け止め方をわたしはしました。


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