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 史実をモチーフにした出来事を絡めつつ、女の子が自分の力で倖せをつかみとっていくお話。
 政略結婚で嫁がされても、ただでは終わらないトコロがこのシリーズの主人公たちですねー。

 今作の主人公エリスセレナ嬢も、作中、ご母堂である皇帝から「利発」であることを買われている旨が記されていましたけれど、その設定をうまくキャラクター描写に発揮されているな~と。
 状況判断の良さと思い切りの良い行動力。
 可愛いらしいヒロイン像とは縁遠いですけれども、凛々しくあるヒロイン像として立派に立たれているな~と思います。
 待つだけでなく、窮地においては自ら道を切り開く彼女の姿はとても好感です。


 でもってただ強いだけでなく、他の姉妹にくらべて容姿で見劣りすることを自覚しているところで、「持たざる者」の弱い心境にも理解を示せるあたりがまた良いです。
 ほかの人への気配りが出来るっちうか。
 弱さを知っている、強い人。
 それが今作のエリスセレナ嬢なのかな~。


 反対に彼女のお相手たる聖騎士イシュトファルは、いかに宗教的道義という理由(設定)があるにしても、どーにも頼りないですわー。
 エリスセレナの輝くばかりの陽性気質が発揮されていたので、彼の陰性がちょうど良かったとは思えるのですがー。
 エリスセレナが今回の問題収拾で見せた活躍に比べて、イシュトファルが担った役割があまりに無いもので、ちょっと不満……。
 彼の存在意義や才能?が見えないので、エリスセレナと釣り合っているようには見えないといいますかー。

 でも、まぁ、「良いお父さん」にはなれそうな気がします(笑)。



 ああ、それと今回はエリスセレナの侍医兼家庭教師のレイアさんが輝いていました。
 因習に縛られた帝国においても、持ち前の勝ち気さを発揮して誰に臆するところなく自らの主張を通すところがステキすぎ。
 彼女のもとで教育を受けていれば、そりゃあエリスセレナも一筋縄ではいかない女性に育っていくことでしょう(笑)。
 ……他の姫さまの家庭教師には就けなさそうな性格ですよね、レイアさん。



 まだ4巻しか上梓されていないシリーズですけれど、そろそろ年表のようなものとかそれぞれの時期での帝国版図が欲しいな~と思い始めています。
 あ、家系図も!


 自ら運命を切り開いていくヒロインの活躍がとても気持ちがよいです。
 次はどの時代のヒロインが描かれるのか楽しみです。


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