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 世の中の女性の「理想の恋」を描いているのよ?……というような自負が感じられて居心地の悪さを。
 えー、なにこれー。

 仕事はそこそこ順調で、責任も増えたけれどやりがいもできて。
 だけど現在進行中の彼とは停滞気味……というか、フリーターであるいまの彼とは現状を見る目が異なってきてしまってすれ違い気味。
 そこへ現れた「白馬の王子さま」に求愛されて、わたし、どうすればいいの?

 みたいなー、みたいなー♥
 ……って、おおいっ!!!!(`Д´)


 基本ラインは「お金が唯一の決定的要素ではなくて、やっぱり添い遂げるなら愛だよね、愛!」ってことらしいです。
 それはわたしも同意できるのですがー。
 特にお金の有意性を認めつつも、それが「唯一」ではないと宣言しているところ。
 でもさー、それで言ったら「愛」も「唯一」では無いんだと思うんです。

 Aという人の「愛」が、Bという人の「愛」に勝っているなんて、どうして言えるのでしょうか?
 作中ではもちろんAという人を主人公の書店員は選ぶワケですけれど、どうして彼を選んだのかわからなくて……。
 いや、本当にわからないのは「Bを否定したこと」ですか。
 強く間違いを質したワケではないのですが、今作ではBを選ばなかったのは彼の気持ちを否定したも同義だと思うのです。


 選択をした……という行為に対しては立派だと思います。
 現代文芸的にこのままぬるま湯の状態で結ぶことも常態だと思うので。
 でもなぁ……。
 その選択に対して、彼女はどれだけの情報を集めて葛藤したのかが伝わってこなかったのです。
 彼女を愛していると表明したふたりのあいだで情報量に差がありすぎと感じるのです。
 だから結局、彼女は情報量の多いほうを選んだのではないかと(不確定要素を嫌った)。
 この傾向は作中で描かれていた同僚の結婚に際しても同様のことが言えると思います。

 結局ですね、恋愛に適度な障害があると燃え上がるけれど、最後に決め手になるのは身近な倖せに気付くことなんですよー……ってことなんでしょうか?



 ちうかさ。
 「きみがしたいように」とか「きみのすきにしていいんだ」なんて彼女を許して彼女の思うままの判断に自分のことも委ねているようなオトコばっかで気持ち悪いのかも。
 王子さますぎる!(><)



 あるいは、もしかしたら。
 書店員なんて地味な仕事をしている女性だって、こんなステキなLOVEができるんですよ。
 がんばれオンナノコ!
 ……ってだけの話なのかもしれませんが。


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