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 「完膚無きまでに敗北を喫するセシリー」 → 「セシリー、弱さを痛感」 → 「あらためて覚悟を決めて立ち上がる」
 ……の流れがパターン化しているような気がして、そこはちょっと不安。
 あまり繰り返されてしまうと、セシリーの成長の跡が見られなく思うので。

 もちろんアリアを相棒としてからの戦い方やその剣技などは巻を追うごとに着実に成長しているとわかるのですけれど、気になるのは考え方のほう。
 「なにかがあってから」自身の弱さにいちいち気付いているようではイカンでしょう……ってことで。


 まぁ、でも、しかし。
 その流れがあってこその「熱さ」であるとは思います。
 自信を打ち砕かれる主人公像というのはままあるパターンですけれど、そこから這い上がるのにプライドを一片たりとも残さず捨てきれる主人公というのは他に見ないような気がします。
 その割り切り方がわたしには「覚悟」に映るのです。
 目的の前には自身のプライドなど優先順位の下位でしかないと判断しているのですから。



 ちょっと今回からセシリーとルークの仲に進展が見られましたけれど、それでもセシリーの相棒といえばアリアでしょう!と言いたく。
 このふたり?の仲にはルークといえども割り込めない気が。


 そうやって皆の顔を窺ってから、セシリーは最後に相棒を振り返った。
 アリアは心得ていたように頷き、そして苦笑した。
「最近わかってきたよ。あたしたちってたぶん、楽には死ねない」
 まったくだ。
「それでも地獄の果てまでついてきてくれるか」
「あたしの答えは死んでも変わらないよ」


 んきゃあああああっっっっ!!!!(≧▽≦)
 このふたりって! このふたりってぇぇぇぇっっ!!!
 どんだけ通じ合ってるんでしょうか、まったく!!


 しかしルークも負けてないですよね~。
 彼なら「できる」と信じ切って背中を押してくれたセシリーのためにも、いま自分にできる全ての力を注いで、そして彼女に望まれたときには必ずや現れるとか!
 いやいや、それを言うならリサの覚悟も忘れてはならないですね。
 頼りないと判断されて事実を隠されてのけ者にされて。
 それを悔しく思うなら、頼れる存在まで上りつめればいいだけのこと。
 彼女も自身の弱さを自覚して、それを受け入れて成長しているのですよね。

 セシリーとアリア。
 ルークとリサ。
 そしてセシリーとルーク、アリアとリサ。
 この4名が織りなす物語の熱ったら、とんでもないわ!(><)


 今シリーズでは恋心と友情がこうして別個に描かれているために、それが同軸上に置かれていた『上等。』シリーズよりも深い部分まで描けているような気がします。


 安定にあった世界がそれぞれが思い描く明日のために分かれ、そして集い、新しい世界のカタチが見え始めた今作。
 セシリーが、ルークが、アリアが、リサが。
 どんな世界を作ってくれるのか見せてくれるのか楽しみです。


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