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 現場一筋の職人さんが大活躍するという、小川センセのテイスト溢れる作品でしたなぁ。
 それも「効率化を目指す生産性」と「人が人であることを証明する創造性」の対決だというのですからたまりませんです。

 効率も大切なことであるに違いないのです。
 んでも、それは手段のハズで、達成されるべき目標ではないハズ。
 目標は、想いを形にする創造性に由来しているハズなのです。


 そんなガジェットもさることながら、お話の展開もまさに小川節炸裂!……というカンジ。
 誰もが無理だと判断しても自分だけは信じていることがあって、口で言うばかりでなく実際に形にして小さな実績を積み上げていって人々を理解させていくのだけれど、そのエポックメイキング的な手法に対して立ちはだかる旧体制――。
 いかな隆盛してきたとはいえ(旧)世界の前には小さな存在でしかない主人公たちは、一度はその壁に押しつぶされ挫折するのですけれど、それは自分たちが築いてきたモノを再確認させてくれるきっかけとなって、より強さを増して彼らは立ち上がる……という次第。

 そのなかで主人公とヒロインの恋愛感情も沸き起こっているのですけれど、それはサラッと流されてしまって詳細については触れない……というあたりも小川センセらしいわぁ(笑)。


 惜しむらくは主人公の少年が世界に対して偏見を持っている(ように感じる)ところでしょうか。
 主人公は創造性を突き詰めたいと願っているのですけれど、その原動力、根幹の部分に世界に対する憎しみのようなものがあるのではないかと……。
 もちろんそれは彼の生い立ちからして仕方のないことであるとわかるのですが。

 もっともそうした気持ちも挫折を知るまで。
 そこからはより大きな意識を抱いて世界に対して挑戦を始めたのだと思いたいです。
 であるならば、あのラストももっと深い意味をもってくると思うのです。


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