本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 キャラクタービジネスを手がける中小企業へ勤める女性が、仕事に恋に悩みながら生きていく意味を探していくお話。

 大企業側の「なんか違うんだよね~」というような明確な指針も考えも方向も無い言葉でアイディアをことごとく否定されていく姿に泣けてきたわ~(T△T)。
 あるあるある~。
 それでいて大当たりの匂いがしてきたプロジェクトでは、「中小企業の大して経験もない女の子が発案したと公表されると体裁が悪い」という理由でその発案をした自分たちの存在は完全に消されてしまうという……。

 利権が複雑にからむ……というか、お金儲けをするためにはそーゆーものだとは理解しつつも、真っ当に努力してきた人が真っ当に評価されないというのは寂しいものです。
 せめて物語の中では報われるようなことがあっても良いのではないかと思うのですけれど、今作はそんな爽快感からはほど遠く。


 タイトルの「エキストラ!」の意味は、そんな自分たちは社会という舞台においては端役――エキストラでしかないかもしれないけれど、端役には端役の心意気というものがあって、それが「!」に込められているというものなのですけれど。
 であれば、その心意気が気持ちよく昇華されるような展開があっても良かったのではないかなー。
 結局のところ、どこまでいってもエキストラはエキストラでしかなかったような。

 繰り返される毎日のなかでささやかな倖せを見つけて積み上げていくことが「エキストラ」としての自分らしさと結んでいるように思うのですけれど、それってつまりは分相応を知れってことなんでしょうか??

 うーん、うーん、うーん……。


 「社会」という大きな舞台ではメインキャストではなくても、個々人の人生という舞台では誰もが主人公である……という普遍的なことでも良かったような。
 あくまで「エキストラ」であろうとすることにこだわるのって、なんだかひどく自虐的な物語だなぁ……とか。
 それでいいのかなー……。

 まぁ、でも、どこまで夢を追い続けるか、あるいは諦めから生まれる覚悟もあるか、そういうことなのかも……。


スポンサーサイト
<< C75新刊 // HOME // 『青春音楽小説アンソロジー Heart Beat』 芦原すなお 他 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/687-2803e2e3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。