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 ゴツボ×リュウジ せんせの表紙に惹かれてー!(笑)
 限られた色で表現されるゴツボ×リュウジせんせの絵って、ハードカバーの装幀にするとすごく栄える気がします。
 わたしだけかなぁ(^_^;)。 

 アンソロジーってことで、書かれているセンセは6人。
 芦原すなお、伊藤たかみ、小路幸也、楡井亜木子、花村萬月、藤谷治。
 伊藤センセは『ぎぶそん』があるので「青春音楽小説」というイメージもわかっていましたけれど、他の皆さんはほとんど初めて手にしたのでどうかな~……と不安混じり。
 んでも、どなたも「音楽+青春」を巧みに表現しているなーという印象。
 どちらかに偏りがあるわけでもなく、音楽をトリガーにしている少年少女の青春の1ページっていうかー。

 どの作品も短編ということでボリュームはなくても、表現したいことを表現しきってスパッと終わらせるようなキレの良さを感じます。
 うんうん、短編はこーでなくてはね!


 そんななかでも好きな作品を挙げるとするならば、小路幸也センセと花村萬月センセかなー。
 才色兼備の姉の姿を追って放送部に入部した男の子のお話と、登校拒否の少年少女が音楽という接点でつながって恋するお話。
 とくに前者は体育会系と文化系クラブがいがみあっている中学校で、両者のあいだに入って仲裁?する役割が放送部にあって……という設定が面白いです。

 いまや伝説と化している姉の存在に凹むことなく、むしろまだ何者でもない自分の目標として見上げている主人公の姿が好感。
 ヒロイン格の子がいないのが惜しいのですけれど、短編ということ考えると難しいこともわかります。
 それよりも仲介役として立ち回るために友達とふたりで暗躍する様が冒険小説の色合いでもあってワクワクできました。

 花村センセの登校拒否してるふたりのお話は、世界からはじかれたような気分になっても触れ合う相手がいれば生きていけるものかもね……と思うのです。
 愛って、大事。

「寄りかかるぞ」
「――うん」
「ちゃんと支えろよ」
「そんな重いのかよ」
「体重じゃないよ。心だよ」

 台詞で進められるシーンの比重が他の作品より多いような気がします。
 そーゆーとこ、ちょっとラノベっぽいのかなーとか。
 長編でもこういう書き方をされるセンセなのでしょうか。
 ちょっと気になったのでおぼえておこーっと。


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