本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 プレイ中の『エーデルワイス 詠伝ファンタジア』で野球勝負をするシーンがあるのですけれど。
 この手の作品に登場するスポーツで「野球」の割合って高いような気がするのですけれど、どうよ?
 最近のkey作品とかー。
 ゲームだけでなくラノベだと一色銀河センセとか?
 ああ、最近ですと『大正野球娘。』(神楽坂淳 著) とかもありますか。

 そもそもオタクメディアでスポーツモノは珍しい立場にあると思うのですけれど、その少ない中でも野球が占める割合は高くないですか――ということです。

 で、このことを考えてみたのですけれどもー、日本男子たれば多少は野球を知っているというポピュラーさはもちろんのことでしょうし、それ以上に野球というスポーツがゲームやライトノベルに向いているのではないかと思うのですよ。
 それは団体戦でありながらも勝負やゲームの主眼がピッチャー対バッターという局所に置かれるというトコロです。
 簡単にいってしまえば、勝負はタイマン、ふたりの描写さえしっかりと押さえておけば、ほかの人物は心理を含めた描写を省いても問題ないということです。
 文章の制約を考えると、この省エネスタイルはすごくメディア向けなのではないかなーと。

 打者の特徴に合わせて守備位置をライト寄りにしたりレフト寄りにしたり、場合によっては前進守備にしたりと細かなところでの戦術があるのはわかっていますけれど、それも動的なモノではないですし。
 場面場面を区切って描けるのというのは文章を書く上で利点なのではないかなーと。
 メリハリがはっきりしますし。

 またルール上、勝負所を何度も用意できるというのも物語向きですか。
 3回勝負して1回でもヒットがでれば勝ち!とか、珍しいくらいに「やり直しがきく」ルールですよね。
 くわえて時間制限が無いことも物語がどこで終わるのかをわかりにくくさせるルールですしー。
 よく「野球は9回裏2アウトから!」とは言いますけれど、そこで100点差つけられていようがルール上は大逆転が可能なワケで。
 あきらめることを是としない物語のカタルシスには、まさにうってつけなルールなのではないかと思うのです。


 とはいってもですねぇ……。
 そうした野球のルールを活かしたドラマを生み出している作品って、それでも少ないのかなーと思ったりして。
 ピッチャー対バッターをはじめとする個々の技量をぶつけ合わせるだけならなにも野球で物語る必要なんて無いと思うのです。
 それこそ格闘技でも同じです。
 違いがあるとすれば「ボールを投じる」「向かってくるボールを打つ」など「勝負のタイミング」がわかりやすいかどうかではないかと思ったりして。
 格闘技で「回し蹴りを繰り出す」「カウンターをあてる」などはいつその瞬間がおとずれるのかわからないといいますかー。
 大げさに言えば『聖闘士星矢』の千日戦争みたいな膠着状態がずーっと続いてしまうワケで。
 その点、野球はいつまでもピッチャーがボールを投じるのを遅らせるわけにもいかず、そしてバッターはボールが来た瞬間が勝負ですし。

 チームとしての絆を描くにしても同様。
 気安い友情物語なら、なにも野球でなくでも少年探偵団でも同じことでしょうし。
 1番打者から9番打者までどういう意識でもってバッターボックスに立っているのかまで追求してこそ野球でしょう。
 1巡目、2巡目、3巡目と対戦していく中で、なにかが変化していかなければ野球のルールを活かしているとは言えません。
 さらには選手でない人たち――マネージャーや控え選手がどういう役割でそこにいるのかまで意味を与えないと野球というスポーツである必要は無いのかなーと考えます。


 なんちうか、勝負事を描きたいからスポーツを選んでみましたーって作品、ありませんかー?ってことで。
 これはもう野球に限らずですけれど。
 勝負のためにルールがあるのではなく、ルールがあるから公正な勝負になるのでしょー!って言いたいです。


 ……むぅ。
 なんだか散漫になってきたカンジ。
 とりあえず、このへんでー(笑)。
スポンサーサイト
<< 『ピクテ・シェンカの不思議な森 ひねくれ執事と隠者の契約』 足塚鰯 著 // HOME // 『掲げよ、命懸ける銀の剣 幻獣降臨譚』 本宮ことは 著 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/578-fe99f3ac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。