本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 んっきゃーっ!(≧▽≦)
 自衛官+ベタ甘ラブ!
 この組み合わせでもはや有川センセに叶う人などいるのだろうか、いやいまい(笑)。

 恋愛物語における妙味って、降りかかる理不尽なくらいの障害なのだと思うのですよ。
 その点においてはベースが「自衛官」というだけでもう全てがクリアされているっちう。
 遠距離恋愛も、身分差も、性差も、家同士のしがらみも……etc。
 こう書くと語弊がありそうですけれど、自衛官のかたが恋をするって、ホント大変なんですねぇ……(^_^;)。


 6編収められている掌編のなかでは、オタクな自衛官との遠距離恋愛を描いた「軍事とオタクと彼」がイチバン好きかなー。
 オタクであることを引け目に感じて、なかなか積極的に踏み出せないでいる自衛官の彼。
 自衛官ってだけでも軽くないのに、そこへきてオタク趣味。
 いざカミングアウトされてもオンナノコが引くのもわかるわー。
 でもこのお話の彼女は、その性癖があったとしても耐えられるか考えに考え抜いたワケで、そこが素敵だなーと思うのです。
 自分の気持ちに、この恋に、真剣に向き合っているなーって。

 自衛官であることもオタク趣味であることも、それは彼を形作るモノなのだからそこを納得できなければこの恋は無理だろうってことも分かっているのですよね。
 そのことに「耐えられるか」ではなくて「許せるか」。
 耐える恋に未来は……無いかもですよね。
 でも許せるなら、たぶんきっと違う未来があると思うー(^-^)。


「こう見えてもあたしはな、あんたにオタクやて打ち明けられたとき、あんたがアニメの抱き枕持っててもあんたと付き合うって決意した女やで。舐めんな!」


 あはははははーっ!
 すごい啖呵の切り方(笑)。
 最後の「舐めんな!」が効いてますよね、リズムっちうかテンポっちうか。


 このお話では自衛隊の海外派遣のことも絡んできて、ふたりの仲に影を落とすのですけれども。
 たしかに一方的な書き方かもしれないのですが、どうして自衛隊が派遣されるのか、そしてそのときの自衛官の気持ちは考えはどうであるのか、彼の言動に考えさせられるものがありました。
 やっぱりわたしも「ほかの誰かのこと」としてしか派遣に関する問題を考えていなかったのかなーって、反省……。

 派遣に賛成するにも反対するのも、そしてそもそも自衛隊の存在にYESなのかNOなのかからして、もっと考えないといけないなー……って。
 本編にあるような「危険だから派遣させるべきではない」なんてコメンテーターの言は、矛盾どころか馬鹿げているなーと感じます。
 危険だから自衛官たちは赴くのでありますし、それは大切な人をその危険から守りたいからなのですよね。

 自衛隊の成り立ちを歴史的に追求し批判することと、いま、この瞬間に、大切な人を守るために戦うことを躊躇わない人の志を汚すことを一緒にしてはならないと思ったのです。



 次いで好きな掌編は、上官の娘さんと秘密裏に交際を始める「秘め事」。
 秘密なんてモノはバレるから物語なのであって!(笑)
 その発覚への流れがまた自衛官らしい衝撃的な展開だったりして……(TДT)。
 クライマックスへの怒濤の展開は、本作中イチバンだと思います。


有季が好きなんだ――好きなんだ好きなんだ好きなんだ! 邪魔するな!


 ひゃーもー、どんだけベタ甘なんですか!
 10代のオトコノコだってこうまで言わないと思うー(笑)。



 そのほかのお話も、どれもこれもがベタ甘で。
 そしてラストは有川センセらしいハッピーENDで。
 こんな倖せばかり見せられたら、ハートがメタボになるっつーの!(≧▽≦)
 でも後悔はしないね!
 おかわり!(笑)


スポンサーサイト
<< アルバム発売後だったらfsも即完売だったかもねー……あぶねぇ // HOME // やっぱり違和感をおぼえる、今回の五輪 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/547-54c449d8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。