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 カラー口絵の表と裏で泣けるわー(T△T)。
 夢、あるいは二度と得られない在りし日と、それを知る現実の落差。

 でも前巻から続いた謀叛への対処のなかでは、もう翠蘭はリジムがいない世界を受けて入れているような。
 それを事実として受け止めた上で、彼の存在を世界に残そうとしている気が。
 吐蕃という国、ツァシューという都市を守ことで。

 ガルもなんだかんだいって翠蘭と同じ方向の気持ちを抱いていたのかなー。
 リジムが亡くなったことは彼の野望においても大きな損失であったに違いないけれど、それをしてなお「彼の最後の治世を汚したことが最大の罪」として犯人を罰しますからねぇ。
 リジムのこと、尊敬できる相棒と思っていたのかな……。


 あー、うん。
 今巻は「リジムがいなくなった世界の始まり」なんだなー。
 寂しがりで甘えん坊のラケルにしても、「リジムの後継者」である自分を守ろうとする翠蘭の気持ちを慮って動きましたし。
 シャンシュンとの関係も良き隣人にとどめたことで、翠蘭は吐蕃に身を埋める覚悟が定まりましたし。
 彼女が覚悟を決めたことで、周囲の人のそれも決まったカンジ。

 リジムの死を「雨降って――」と言うには不謹慎すぎるのですけれど、翠蘭の立場が明らかにされたことも確かで。
 やっぱりこれまではどこかリジムの妻、王妃としての立場だったのかなー。
 残念なことにリジムが居なくなり寄るべき大樹が消えたことで、あらためて彼女の存在が浮き上がったっちうか。
 組織としても翠蘭が統率することへの問題がクリアされたわけですし。


 このシリーズ、どこまで描いてくれるのかなー。
 翠蘭の立場が強まったのは良いですし、史実ではこのあと国母として敬われるまでに上っていく彼女ですけれど。
 でも、その史実を知り、思う限りにおいては、ひとりの女性としての倖せはこのあと見えてこないんですよねぇ……。

 フィクションとノンフィクションの狭間で、心安らかになれる物語であれば良いなぁ。


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