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 宮本武蔵を死ぬほど尊敬して剣の道を精進している子。
 新たらしく剣道を習い始め、楽しく過ごせたらいいなと考えている子。
 スタンスの異なるふたりの女子高生が部活動の剣道を通じてぶつかりあい励まし合いながら成長していく物語。

 うはー、おっどろいたー。
 誉田センセがこーゆー青春ストーリーを書くなんて。
 オンナノコを描けるということについては『疾風ガール』で証明していたところですし不安では無かったのですけれど、そんなオンナノコを主人公に据えて、なおかつふたりの気持ちが真正面から交錯するようなお話を書くことに驚いたっちうか。


 部活動としての「剣道」の姿は、現代に置いても剣士たらんとする香織にとっては生温いものに感じるでしょう。
 それは始まりのところで道を違えてしまっている考え方同士なので仕方のないことかもしれませんけれど、異なっていることはすなわち間違っているということでは無いわけで。
 否定するだけではもったいないのですよね。
 剣道が剣の道である限り、学ぶべきことはあるはずなのですから。

 かといって仲良くやれれば、楽しくやれればいいという考え方のみで剣道をやっている早苗も、そこにとどまっているだけでは大切なところまでは届かないワケで。
 彼女の場合、優しいということと意気地なしということが紙一重な次第。
 勝負にこだわらないということは、勝ちたいと思わないということでは無いのですよねー。
 無論、始めに「勝負にこだわらない」という姿勢を見せていれば、かりに負けという現実を突きつけられても体面は守られるという。
 でも、そこで進歩はあるのか、というハナシ。


 ふたりの道はどちらが間違っているというワケでもないけれど、かといって正しいとも言えないのですよね。
 この世界、生きている限り何事かに付けて「勝負」という舞台は用意されてしまうワケですし。
 勝つことが全てではないし、負けたからといって全てを失うワケでもない。
 勝負というステージを受け入れて、その結果も認めるべき。
 そのためにはどうすれば良いのか。
 やはり何事にも真剣に向き合うこと……なのかなーと思いました。


 水と油のような性格のふたりが同じ場所で同じ時間を生きていき、互いを高め合って次のステージへと昇っていく。
 素敵な友情のお話でした。

 ……最近、オンナノコ同士の主人公とかいうと、すーぐーにっ百合百合しちゃうという流れがあって、どうかなぁ……と考えずには居られなかったトコロへ強烈なお話でした(笑)。


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