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 シチュエーションコメディっていうのでしょうか。
 たとえば日本では三谷幸喜さんが得意とする舞台を定点化したドラマ。
 ライトノベルでも最近になって流行りつつあるような気がするのですがー。
 今作も「無目的室」という一室を舞台に、そこに集うオトコノコとオンナノコの対話をメインに進めていく次第。


 限定された空間であるせいか、お互いの距離感が日常のそれより近しく濃密に感じられるのですよねー。
 だもので交わされる言葉にも素の人柄が浮かんでいるような気がして。
 飾られたそれではなく、気の置けない言葉。

 加えて、舞台だけでなく登場人物の数も絞ってきたことは悪くない方向だなぁ……と思うのですよ。
 在原センセという人は多人数を描くことには向いていらっしゃらないと感じていたので(^_^;)。


 基本的には日常で遭遇した不可解な出来事を推理していくことで物語が流れていくわけですけれどもー。
 天才肌の安楽椅子探偵と、素直で純朴な助手という組み合わせは黄金律ですね。
 ことに謎を目の前にして好奇心を抱いても解決までには至らない助手の存在は、まさに読者目線で気持ちが良いっちう。


 そんな心地よさで進む物語のラストで、衝撃の告白!
 ああ……ああっ!
 そうですよ、そうですよ!
 この潜んだダークっぷりこそ在原センセですよ!(笑)
 ただのキャラクターものに終わらない、それぞれが背負うた影といいましょうかー。

 「無目的室」に立ち込めるのは郷愁だけではなく、不確かな自分への不安なのではないかなーとか。
 そこに集うのは一見すると「逃げ」なのかもしれないけれど、でも未来へはばたくためのいっときの羽休めの場、なのかも。
 くすぐったいくらいに居心地がよくても、いつかはそこから去らなければいけないという寂しさ。
 そういう相反した感情を残すところ、在原センセらしいなぁ(^_^;)。


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