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 復讐をすると言い続けて女を自分のそばに引き留めている男と、復讐なんて口実だとわかりつつもその言葉に甘えて男のそばにいる女。
 奇妙な依存関係にあるふたりのお話。


 裏表紙にある「お兄ちゃんはわたしに指一本触れません。」の文言だけで読むことを決めました(笑)。
 あ、あと鶴巻和哉さんが描かれた表紙に惹かれて。
 ……結局は表紙買いかしら?(^_^;)

 んでもその「お兄ちゃん」という関係も実は作り騙った関係なんですよねー。
 「お兄ちゃんとわたし」という芝居がかった関係に酔っているっちうか。
 予想していた展開とは異なっていましたけれど、そうしたいびつなふたりの関係にはあらためて面白く感じたー。
 男と女の関係になってしまうと壊れてしまう不安から、「お兄ちゃんとわたし」という安全?な関係で踏みとどまっている危うさが。


 たぶん、ふたりだけが了解している、そーゆープレイなんですよね。
 きっと。
 だものだから、そういうふたりに関心を持ったがゆえに巻き込まれてしまった番上くんとあずさちゃんにはご愁傷様としか。
 でも、その結果、雨降って地固まるということになったのですから、ふたりに関わったことは触媒として良かったのかも?
 ……番上くんにとっては良かったのかどうかは微妙ですけれど、ね(苦笑)。

 

「なんであんたもあいつもそんな嘘くさいわけ?」
「嘘くさい?」
「休みの日にドストエフスキー読んでるとか、そういうのがもう嘘くさいじゃん。あんたの眼鏡にスェット二つ結びも一緒だろ」
「えへへ」
「言おうとしないと出て来ないね、えへへなんて笑い声は!」


 ところどころの会話で示されるように、やっぱり「作ってる」んですよね、このキャラを。
 ふたりがふたりの関係を維持するために。
 あるいは、過去の間違いを繰り返さないために。


 そんな努力がやっぱり一度は壊れてしまうのですけれど、それでもラスト、またふたりの関係が始まることはなにかループしたような感覚になったり。
 でもそれは元鞘というわけではなくて、新しい関係……それも、以前の「作られた」関係ではなく、もっと真実に近い関係になったんだろうなぁ……と。

 良かったね……と言うにはツライですけれども、ふたりが良ければそれでいいやという気になりましたとさー。


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