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 いまにも壊れそうな脆さと危うさの中でかろうじて姿を保っている世界。
 そこで奇跡のようなバランスでもって居場所を見つけている人たち。
 あー。
 わたしが感じる白倉センセらしい作品でしたわー。

 にしても前巻以上に自叙伝のおもむきが強いなぁ……。
 そうした自らの内面に踏み込む描き方すら、実のところ白倉センセらしいと思えてしまうのですけれどー。
 んでも、センセの場合、なんちうかその書き方は自傷にも近い雰囲気を受けるのですよね……。
 世界の有り様と重ねて、不安になってしまうっちうか……。


 それでも今作はセンセご自身が仰るように「初めてのハッピーエンド」でもあることから、そうした視線の向け方はなにかの扉を開けたのではないかなー……と思ったりして安堵するのですけれども。
 うん。
 これはたしかにセンセの作品にはいままでなかった読後感でした。



 ちうかさ。
 白倉センセの作品は「通過儀礼に挑む少年少女」を描いていると思うのですけれど、しかし「通過儀礼を果たした、その後」については描かれないといいますか通過儀礼を越えても倖せであるとは限らないというような暗喩で示されるといいますかー。
 世界はどこまでも少年少女には厳しいものだと表していたように思うのです。

 それが今作では少女が大人になる、まさに通過儀礼をくぐった果てに倖せを見つけるという展開であったわけで。
 むしろ倖せを掴むために通過儀礼を為さねばならないと、既作とは逆の視点で描かれた作品だったような。

 今作が自叙伝的位置づけであるように思えるところも含めて、少し違うステージへと移られたのではないかなーと思ったりして。


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