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 悲劇では、ないと思うのです。
 だけれどシャルルとファナ、ふたりの運命に涙せずにはいられないのです。
 人生のうち、たったの2回、ほんのわずかな時間だけを一緒にすごしたふたり。
 それでもふたりは、その時間を胸に大切に収めて、その時間があるからこそどんな困難も乗り越えられると信じて。

 時間の長短なんて関係ない。
 あなたと出会えたことだけがすべて。

 ――って、わかっているんですけれどもっ!
 でもね、でもねっ!(><)
 どうしてこんなに正しく生きようとしているふたりが、ふたりがっ。
 共に手を取り合って傍で生きていくことができないのか。

 そんな世界は間違ってる!
 でも、現実は正しさだけで成り立っているわけでもなく、むしろ正しいとか間違いとかそういうところとは無縁で、ただただ「現実」は「現実」でしか無いわけで!
 ええ、ええ、わかっていますよ!
 そんなことは!
 そんなことはねっ!


 ……なんでしょう。
 ふたりの結末を目にして起こる感情は、悲しいとも違って、切ないでもなかったような。
 それは現実に対して無力であることを知らしめられた悔しさのような……。
 どうしてっ!?……と叫びたくなるような。


 身分違いのオトコノコとオンナノコが出会って。
 オトコノコはオンナノコとの想い出を心の糧に生きてきて、その糧に報いようとオンナノコのためにすべてを賭けて。
 オンナノコはそんなオトコノコの姿に見失っていた自分の未来を見つけて、オトコノコに相応しい自分であろうと努めて。
 お互いに相手のことをとてもとても大切に想っていることに気付いたのに、だけれどふたりの人生はこの一瞬で交わっただけで。

 ……あー、もぅ。
 斬られた。
 ハートを貫かれたよぅ……(TДT)。



 大量の戦力を投入し、個の存在など戦いの中では意味無く小さなものへと代わっていく近代。
 それでもプロペラ機を駆って大空に生きていく彼らには、戦いへ捧げる「名誉」と「誇り」がまだ残っている時代。
 そんな飛空士たちの空中戦の描写も見どころでした。
 技と気力を振り絞って戦いに赴く様を描く筆致が素晴らしくて。
 戦いの挙動をただ描くのではなく、そこに高潔な精神が宿っているような。
 そんなことをカンジさせてくれる筆致でした。

 そんな筆致は主人公ふたりの心の機微に、より力強く活かされていて――。

 ふたりが織りなす、ひと夏の恋と空戦の物語である。

 この言葉がすべてを表していました。

 願わくば――願わくば、ふたりに……。
 ふたりの、未来に――(T△T)。


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