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 えっと……どのあたりが「青年のため」なのかはわからなかったのですけれど、100年の時を経ていきながらオンナノコの生態を探っていく様は面白く感じました。
 ミッションスクールの『読書クラブ』という「居場所」を通して、そこをわずかな時間過ぎていくオンナノコたち。
 時代によって表層となる気持ちや容姿は変化していますけれど、その基礎というか本質は「いつの時代だってオンナノコはオンナノコ」という極めて桜庭センセらしい展開。
 直木賞受賞後のインタビューではここから変化していくことを目指すようなことを仰ってましたけれど、センセの女性性を鋭く突き詰めていく感性を好きなわたしはちょっと残念かも……。


 時代を経ていく物語を描いた作品では『ブルースカイ』も『赤朽葉』もそうですね。
 表現の方法として模索していた頃?
 で、その手法の集大成が『赤朽葉』であった、と。

 桜庭センセはもちろん深く文芸をたしなまれているかたですけれど(それは今作の展開に面白く活かされている次第)、センセご自身も作家としてのスタイルの変遷を時系列で捉えてみると面白い年表?ができるかもー(笑)。
 この時期はある傾向を持って上梓されている……とか、わりと判断できるかと思うのですけれど、どうかな?


 まぁ、しかし。
 MSの女学院が舞台だというのに、そこに一般的な萌えキャラのひとりもいないというのも、いかにも桜庭センセらしいというかー(笑)。
 こういう点から、『GOSICK』にはセンセは戻らないのではないかなーと思っているのです。
 「萌え」を強要されるような世界は、センセにとって窮屈なのじゃないかなーと。

 もし戻ることがあるとすれば、それは実験的な、あるいは調査的な意味合いがあるのではないかと。
 ……と、そういえば『GOSICK』も時代を追う作品でしたっけ。
 時間の流れのなかで人が想いをつなげていくことに対して、やっぱりなにか思うところがあったのではないかなーと(^_^;)。



 ――ああ「青年」ってミシェールのこと!?


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