本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 短編連作みたいな形式。
 それぞれのオチは基本オーソドックスなもので、わりに予想がつくものなのですけれど、その許される先読み感がまた悪くないといいますかー。
 奇をてらったところが無いので落ち着いて読み進められるからかな?

 オーソドックスと先に評した部分も、「優しい気持ちで誰かにできることをしてあげる」……といったものですので共感しやすいっちうか、そのときの心情について理解しやすいっちうか。
 キャラの心情について理解できれば、それだけ物語の進行についても納得いくことができるというもので。



 もし奇をてらったという部分を指摘するなら、この作品が一人称で書かれているとうところでしょうか。
 一人称の作品って独善的になりがちですし著者の主張が強く表に出すぎるきらいがあるので、ことにライトノベルでは一人称の作品は少ないハズです。
 がしかし……ちうか、だからこそ一人称の作品はライトノベルにおいてはその希少性故に挑戦的であるといえましょう。

 そのようにいろいろと縛りの少なくない一人称のルールの中で、独善的でも語りすぎでも無い、ほどよいレベルでの筆致で作品を創り上げたことには水鏡センセの力量を感じずにはいられません。
 これは楽しみな人が登場したなーってカンジ。



 挿絵を担当されたすみ兵センセの精緻な画風も、叙情的なこの作品に適していたなーと思います。
 線の躍動感とか心地よく眩しい色味とか。
 イラストとテキスト、どちらとも合わせて「ライトノベル」だなーと。


 次にどう歩まれるのかわかりませんけれど、楽しみな作家さんになりました。


スポンサーサイト
<< 『12RIVEN』 WINDOWS版も発売されるとな // HOME // 『悪魔のミカタ666⑤ モンストラムレッド』 うえお久光 著 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/324-b64a192e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。