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 大がかりで堂々としたウソって、思いの外すんなりと受け入れられるものだなぁ……と。
 受け入れられるっちうか、それをウソだとは認めなくなる?
 自分の知識のほうが間違いであると働くっちう。

 冒頭から始まる「ある一部の設定」について、もちろんはじめは違和感があったのですけれども、やがては自分の認識のほうをそちらに摺り合わせてしまった次第。
 何事もなかったかのようにシレッと組み込まれているんですもん。
 なんといいますか、大嘘つきは大英雄になれますね(笑)。


 で、本編。
 めでたくもお付き合いすることになったコウとイハナ。
 初々しいふたりなんですけれども、やぱしどこかツライですねぇ……。
 ふたりとももっと感情の深い部分でつながりたいと思っているのに、背負っているモノの大きさゆえか理性が引きとどめてしまっているような。

 もっともふたりは「つながっている」というカタチだけでも十分に満足……とは違うか、意味あるもの?と受け止めているように見えますけれど。
 ことにイハナは、コウのそばにいる自分に意味を与えられたことに対して。

 しかし日炉里坂の姫、サクラが戻ってきては、彼女の強烈な圧倒的な存在のために、ふたりとも気持ちを確たるモノにできていないっちうかー。
 日炉里坂にいるかぎり、サクラの存在って恐怖に近い支配力があるのかなー。
 潜在的に精神の基礎部分に浸食している……ような?



 コウとイハナ、ふたりの仲を中心には据えていても、しかしその周囲にいる人たちの動向も慌ただしくなってきていたりして。
 みんにレイ、恕宇に冬月健三郎、無玄……。
 なかでもレイは今後キーパーソンになりそうな存在で。



 ラスト、サクラとイハナ、ふたりから口づけを授かるコウの挿絵。
 ふたりのうちどちらかひとりとのシーンだけでなく、双方の場面を挿絵にして見せるっちうところに物語への心意気を感じたりして。
 うえおセンセのみならず、担当さんを含めての。

 うーん……。
 他メディアへの展開とはとんと縁遠いシリーズですけれど、気がつけば電撃文庫のなかで屋台骨を支えるような重くて大きいシリーズになってきましたなぁ……。

 このシリーズのほかに『クリア』のほうも進行中のご様子ですけれど、わたしとしては『ジャストボイルド・オ'クロック』のほうが……(^_^;)。
 とまれ、一時期の停滞期を完全に脱したみたいでファンとしては安心したり。
 2008年のご活躍、楽しみにしています。


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