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 よくまとまっているとは思うのですけれど、まとまりすぎで意外性が無い展開だったかなぁ……。
 予想通りであって、期待以上ではなかった……というトコロ。

 オトコノコがオンナノコのためにその身を賭けて月を目指す――という部分はライトノベルとして間違いではないと思うのですがー。
 気になったのはその見せ方かなぁ。
 「月を目指す」という行為の困難さはもちろん明らかになっていて、そこに立ち向かうオトコノコの前向きさやひたむきさは理解できるのですけれども。
 その行為を発する「動機」が最後まで隠されているために、いまひとつ感情移入できなかったといいましょうか……。




 うーん……。
 こういう手法があるとは認めつつも、ライトノベル、ことに今作のような主題における展開のさせ方では狡くないかなぁ。
 状況証拠だけでなく直視的に感情に訴えてきてくれたほうがわたしは好みだったかなー。


 そんな構成の有り様のほかヒロイン像などにも赤松センセがとても良く考えられておられるのだなぁ……という気配を感じるのですけれども。
 どーも「計算ずく」で動かれているような気がして、終始引っかかりをおぼえていたりして。
 狙いすぎとは言いませんけど、考えすぎではあったような。
 クライマックスで現される世界設定までも含めて「実はこうだったんですよー。驚きましたか?」と言われているような気がして。
 最後まで手のひらの上ですか、みたいなー。


 そして今作の最大の過ちは、ラストの2ページね。
 ここまで蛇足感を味合わせてくれたラストって、ちょっと記憶に無いわー。
 まぁ、このラストのおかげで「次」があると考えられるのかもですけれど、この程度の引き、次作の冒頭に配しておけばとか思うのですよ。
 この作品をこの作品でまとめることを軽視してやいませんか、と。


 うーん、うーん……。
 今作で引っかかった構成のあたりは、数をこなしてくればバランスを見せてくれるのかなぁ……。
 筆致は嫌いでなかっただけに、次作も見てみたいのですが……
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