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 森美術館で開催している「医学と美術展」へ行ってきたー。
 うん、これは面白かった!
 いや、人によっては……な傾向が大きくみられる展示だったかもだけど。
 とりあえず断面図スキー(あれよ? あれのスキーだからね?)へは最初の展示だけでも見に行く価値があるのではないかと。
 同好の士の歴史を感じることができるから。


 以下、メモ書きと照らし合わせながら感想~。


 アンディ・ウォーホールのシルクスクリーンがありました。
 「医学」という部分からは意外だったのですけれど、心臓を描いたそれは今回の展覧会の主旨に極めて沿った作品だったのかもなーと得心。

 白宜洛の大きな心臓の模型「リサイクル」やマグナス・ウォーリーンの3Dアニメ「エクササイズ・パレード」とかは、その意図や方向性は感じられるのですが自己顕示する部分のほうをより強く感じていまって好きじゃなかったかなー。

 そういう芸術面で面白かったのはデミアン・ハーストの「ニューヨーク」!
 5段6段ある陳列棚に薬剤のビンとか箱とかが列んで収められているだけなんですけど、それが「ニューヨーク」って題名付けられると摩天楼のストリート写真みたいに思えてくる不思議!
 しかもなんだかカワイイってところがポイント高し。
 医学という部分になにか「自分の」哲学を投影しているほかのそれより、ただありのまま表現しているところが好きなのかなー。
 ネタをネタとしてだけ昇華しているっちうか。


 近世で用いられた義眼とか半世紀前のレントゲン撮影機とか、工具の展示は興味深かったです。
 いや、興味深いっていうかリアルっていうか……。
 弓形切断ノコギリや穿孔用具、弾丸摘出鉗子とか……。
 これ、実際に使われていたんだよなぁ……って考えると、描かれた作品群よりわたしの中では重みが増しちゃって。

 ああ、男性用マスターベーション防止器とか貞操帯とかも、実際に使われていたんだよなぁって考えたら、より興味が増しましたけどね!(笑)
 マスターベーション防止は英語で「Anti-Masturbatory」って言うんだよ。
 まめ。

 「Anti」ってすごいなぁ……とか。
 魔法の呪文みたいじゃあない?
 これかけられると男の人は自慰ができなくなってしまうギアスの一種。


 工具ではないのですがジョージ・ワシントンの義歯とかダーウィンの杖とかナイチンゲールのモカシン靴とかも展示されてました。
 なんだか非常に「蓬莱学園」臭が(笑)。

 しかもダーウィンの杖なんて、本体がクジラの骨でヘッドが象牙で作られているんですよ?
 欧米人ってこれだから……とか思ってしまったわ。


 未来のアイテムとしてHONDAが製作した体重支持型歩行アシストとか、脳波を検知して走行する脳波駆動式電動車椅子とかも興味深かったですねー。
 少し先の未来のカタチを見せてくれていて。
 HONDAのそれなんてデザインからしてSFとシンパシーありますもん。
 いろいろあって企業としてのアイデンティティを疑いだしてしまいましたが、あそこの根底に流れるスピリッツはやっぱり面白いと思いますね。

 あ、電動イスについていたPCがDellのLatitude D505でした。
 うーん、CeleronMで動かせてしまうのですか……。
 最近のマシンのオーバースペックぶりを感じずにはいられませんね。
 3Dエロゲのためにマシンのスペックが上がっている……ワケではないですよね?(^_^;)



 歴史的なアイテムとしては英国女王のロイヤルコレクションの中から、ダヴィンチの素描が展示されていてなかなか目を引きました。
 解剖図とかのスケッチのしたにダヴィンチのコメントが記されているのですが、これが鏡文字なんですよねー。
 なぜそう記したのか、その意図を考えてしまったりして。

 あと全く体調不良の無いと謳った老人のもとへダヴィンチが話を聞きに行ったら、その数時間後に老人が突然死しダヴィンチが解剖したところ動脈硬化障害による衰弱が分かったー、ダヴィンチの解剖の功績ー……ってカンジで説明されていた箇所があったのですが。
 え、数時間後って、それ怪しくない?とかねとかね!


 杉田玄白の「解体新書」も展示されてた!
 教科書で名前だけ記憶したものをこの歳になって実物見られるとは!
 こういう感動?を憶えるためにも、やっぱり勉強は大切だと思うー。
 勉強してそれが何であるかを知っていないと、生きている時間に得られる感動がその分だけ減ってしまう(増えていかない?)のですから。


 遺伝子の二重螺旋を解明した人フランシス・クリックの螺旋スケッチとか、その意義を考えるととても貴重なモノですよねー。
 こんなスケッチが!!!とか思ってしまったわ~(笑)。
 さらにノーベル賞受賞通知の電報とか、いつかネタにできるかもって知的好奇心。
 20世紀半ばの電報ってこんなカンジなのかーってあたりも。



 そんな次第でわたしの知的好奇心を思いっきり満足させてくれた展示でした。

 場内、携帯電話の使用が不可だったので手帳に書き書き書き……。
 広くない場内なのに2時間くらいみっちり書きながら見て回ったわたしは、関係者からすると異様に映ったかも……(^_^;)。



 で、そのあとは森ビル52階のスカイビュー内にあるラウンジでランチしたり。
 オタクにはアウェーですが、ベーグルが美味しそうだったのでー。
 しかし「今日のランチ」での「クリームチーズとサーモン」が無くなってしまったので現在は「モッツァレラとドライトマトのジェノベーゼ」に切り替わってるって言われたのですがー。
 バジルソース好きとしては問題なしで、笑顔でお願いしちゃったり(笑)。

 そんなランチセット、ベーグルはまあまあでしたけれどスープがイマイチだったかなー。
 ハーブティーとデザートのフォンダンショコラは美味しかったけど。
 今度行くことがあればスカイビュー内のほかのお店にしよっと。
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