本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




 うああああああ!!!!!
 行き場のない想いがどんどん膨らんでどうにもならなくなる寸前なカンジ。
 あるいはどこまでも膨らんでいくことへの恐さ、かな。
 終わりが見えないよ、この想いには……(T▽T)。


 豊島センセお得意の連作短編集。
 今作では4編収録なので、それぞれが若干長めな傾向?

 タイトルに掛けてどれも「花」が差し込まれている……のかな?
 「サマバケ96」はちょっと印象薄かったですけれど、ほかの三編では物語のキーとして取り上げられているような。


 特に「僕と桜と五つの春」が秀逸。
 癒しを求めて訪れていた桜の木と、その桜に似た空気を持つ少女。
 彼女に告白してみたものの拒否されただけでなくそれをネタに彼女を含むグループにパシリとして使われてしまう毎日。
 しかしそれでも彼女のことを嫌いになれず、パシらされてもそれとは心の違うところで好きという気持ちは残され、持ち続けられて膨らんでいったという。

 あー、もうねもうね。
 そのどうにもならない気持ち、消せない、無くならない想いっていうのがね!!!(><)
 叶うことを否定されても、在り続けるっていう!


 彼の想いはストーカーとは似ているようで違うよなぁ。
 叶わない想いが相手に向かうのではなく、ただただ自分のなかで眠り続ける、生き続けるだけなので。
 叶わない願いを抱くことは悪いことじゃないんだと。
 想いっていうものはゼロサムではないんだなぁ……。



 恋が成就することに目的がある物語ではないのです。
 恋の価値、恋そのものの美しさを描いた恋物語なのです。
スポンサーサイト
<< 『午前零時のサンドリヨン』 相沢沙呼 著 // HOME // ヒトカラしたりtwitterはじめたり >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/1094-01a99c8c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。