本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




 ラスト、どちらにでも受け止められるよう決定的なコトを描かずに「結末やアナタの考えるように」とする形式のリドルストーリーが連なった作品。
 そういう技巧的なことは、んー……という次第でいまひとつ意義を見いだせなかったのですけれど、でも根本的にそういう雰囲気っていうんでしょうか、このような描き方って米澤センセって普段の作品からあるような気がします。
 ほかのセンセと比べて、ラストに事実の重みだけを乗せて心象や結論じみたことを述べないっちうか。

 というようにカンジたので「リドルストーリー」という形式そのものを前面に打ち出した今作にはどうにも収まり悪い気がしてました。
 普段、無意識で行っていることをあらためて意識的に行う居心地の悪さと言いましょうかー。


 とまれ、偶然的に引き受けた書籍の捜索を続けるウチに、やがて隠されていた隠していた過去の事実と向き合っていく流れは大きく引き込まれる強さがあってさすがだなぁ……と。
 こういった構成についてはもうベテランの域ですよね~。

 で、どのエピソードからも、そして最後に打ち明けられた真実からも、甘く許されるような希望とか優しさとか見えてこないあたりが厳格な雰囲気を受けたりして。
 主人公が高校生である<古典部>や<小市民>シリーズでは抑えられているそれが、主人公の年齢が高くなるにつれてタガが外れていくような……。

 もとがライトノベルレーベル出身ということで、なにか意識してしまっているトコロがあるのかしらん。
スポンサーサイト
<< 『神去なあなあ日常』 三浦しをん 著 // HOME // 最後だから見られた天才が努力する姿 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』 >>

管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://maturiya.blog107.fc2.com/tb.php/1071-55206562
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。