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 んー……。
 なにかボタンを掛け違えているというか、歯車がかみ合っていない感覚が。

 自殺した幼馴染みが幽霊となって憑いている主人公。
 わたしなどはそれだけで物語が始まると考えてしまうのですけれど、今作のスタートはそこではないのですよね。
 「幼馴染みの幽霊に憑かれている」というのは日常扱い過ぎて始まりにもなっていないという。
 この感覚にはどうにも合わないものを覚えてしまうわ……。


 で、物語のスタートというのはどこからなのかといえば、「退魔師を名乗る北欧系美少女が同じクラスに転入してきてから」なのですよねー。
 で、その少女に憑依された幽霊を祓ってやると言われて動きだすワケですけれど。
 その前提として「幼馴染みに憑かれている」って必要だったのか疑問が。

 たしかに憑かれているのが幼馴染みである以上、祓ってやると言われてハイそうですかと簡単に納得できるハズもないので物語は転がっていくのだとは思うのですがー。
 そういう事実を負わなくても、ただの普通の人が同じことを言われても、その不気味さから同じように簡単には承諾しないと思うのですよー。


 そうして少女が転入してくるまで物語が動きださないために、序盤のもったり感っていったらもう……。
 「少女の幽霊と一緒に過ごす」ってだけでドキドキするドラマがあるハズなのに、そういう展開がまったくなくて当たり前の日常を過ごすだけなんだもんなー。
 これはちょっと、読み手に与えられた情報から導き出す期待とは異なると言わざるを得ないっちうか。


 物語の転換となる部分でも、この幽霊の幼馴染みはあくまで部外者なのですよね。
 ああ、いくつかあるトリガーにはなっているのかもしれませんけれど、少年と少女、どちらも過去に囚われているなかで因縁を断ち切って成長する物語において発揮する存在感は希薄に思います。

 幽霊だから成長する余地がないと言われればそれまでですけれど、何かを得て立場を変えるということは物語上において明示できるハズです。
 しかし彼女の立場は最後まで少年と少女を成長させるための「手段」「道具」でしかなかったのですよね……。



 うーん……。
 物語に奥深さを出すというのは、仕掛けを多くし複雑にするってことではないと思うんだけどなぁ……。
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