本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
プロフィール

鈴森はる香

Author:鈴森はる香
独断やら偏見やら、感想と妄想が入り交じるサイトです。
Twitter

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
リンク
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索

RSSフィード
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




 高潔な英雄が術にかかり俗へと堕し、その姿に契約していた精霊は落胆しつつも縁を切れないでいて。
 やがて高原を舞台に広く政変が起こり、元英雄と精霊もその中に巻き込まれていく物語。


 いやー、入りがスゴイですよねー。
 英雄が、魔術?に遭ったとはいえ俗人へと堕ちて始まるんですもん。
 しかしですよ?
 この尊敬すべきところがほとんど無くなった元英雄、だからこそイヤに人間くさいんですよー。
 人を疑い、事件の裏をさぐり、とにかく信用することをしなくなった元英雄。
 怠惰とも自暴自棄とも違う、むしろなにか達観したような風格さえ感じてしまうのですがー。

 世の中は綺麗事だけで成り立っているワケではないっちうかー。


 慕ってくれる女の子に対しても「一般的に考えると」酷いことを言って突き放すのですけれど、それもまた逆の側面では女の子の心を試すものであったようなカンジ……と言うのは持ち上げ過ぎかなぁ(^_^;)。
 酷い言葉でしたけれど……それで、それだけで恋を貫けないなら、その試練止まりの恋だった、ということですし……。
 んー……。
 それに元英雄のほうも「ウソの言葉」は使ってないですし……。

 いやま、ウソでなければなにを言っても良いとはいいませんよ?
 でも、真実を前にしてどう行動するのかを試されたということはあると思うのです。



 で、この女の子、先へ進むと元英雄の友人と見合い結婚してお子さんを……。
 読者感覚だと、なんというNTR展開かと!(笑)
 元英雄がとった行為があれば仕方ないとは分かりつつも、この展開はツライわー。


 で、高原に巻き起こる政変はこの子を中心に回っていくのですけれど。
 そうなったときの元英雄の立ち位置が傍観者であるところもすごいな、と。
 こういう大きな世界の動きがあったとき、主人公はそれに深く関わっていくものがパターンだと思うのですが、しかしこの元英雄はそんなことを望まず、そしてその通りに風を避けて進んでいくのです。
 うはぁ、なんという主人公……(^_^;)。
 そりゃ契約している精霊も悲しむわ(笑)。


 でもです。
 何度も繰り返しますけれど、元英雄は積極的な望みを失っただけで間違ったことはしていないのです。
 もちろん正しいことをしている、とは言えませんけれど。
 うん。尊敬には値しないと思う。
 でも、そういう彼の目を通すからこそ、世界の醜さ、あるいはその反対に美しさも見えてくるような気がします。



 元英雄を慕っていた女の子と、見合いで結婚した旦那様。
 経緯が経緯だけに夫婦仲が良かったとは言えないのですけれど、事件をきっかけに歩み寄りをみせた場面。


「ファム、一つだけ言っておきたいことがある」
 シェンルンは妻の肩を掴み、
「私はきみのことが……」
「わかってる。ゴンバ・ルドの精霊があなたの想いも、ジュエルを助けてロワールに国を建てたことも、傷ついた体で私を助けに行こうとしてくれたことも見せてくれたわ。あなただけが、私への想いを貫き通してくれた。今やっと思える。あなたが夫で、よかった」


 いやー、もう、こう言われる/言うのって、主人公とヒロインですよねー。
 これを見ているだけの主人公は、ホント傍観者(笑)。

 わたしとしてはこの情けない旦那様が駆けつけたときの――


「間に合わなかった!」
「いつも一歩遅いのよ、あなたは!」


 ――には大笑いしましたけど(^-^)。
 先述のセリフにしたって、今更言うな遅いわ!感がありまくりでしたしー。



 表舞台から退いた元英雄。
 再び立ち上がってくれることを期待する精霊。
 ふたりがこのまま傍観者であるのか、それとも時代が彼らを表舞台へ押し上げるのか、この先が楽しみな新シリーズです(よね?)

スポンサーサイト




 楽しかった、面白かった……というには届かなかったカンジ。
 でも、その着想と、実際に物語に顕したという実現度には賞賛を!


 古くから不思議なことが起こる街で催される「算数杯」。
 伝えられる遺題を解き合う競技が、じつは宇宙の法則に繋がっていた!?
 算数杯に挑む小学生たちが、宇宙を構築する「数」の秘密に迫りながら、彼らが住むこの宇宙を守り抜く冒険小説。


 いや、も、この「数学」+「冒険」って構成に脱帽。
 リーマン予想が世界を、宇宙を救う!ですよ??
 なにをどうしたらそうつながるのか……。

 だけれども、おおざっぱに言って「世界は数学で成り立つ」という主張には、真に理解できなくてもわたしは納得してしまいました。
 証明するということはまさに数学的解釈でしょうし、存在の中身は数のハズですから。

 しかも着想こそ意外性を感じながらも、その物語構成や展開はジュヴナイルのそれに見事に収まっているあたりもスゴイ。

 つまるところ――
 変わらない日常がある日突然来訪者によって壊され、予想もしない出来事に巻き込まれる冒険がいやおうなしに始まって、危機に際しては仲間と手を取り合い前に進み、オトコノコはオンナノコを助けに行くし、オンナノコはオトコノコに夢を託し、みんなの願いがひとつになって勝利を得る!
 ――みたいな。

 これを数学ネタでやってしまうんですよ?
 なんという構成力か!(笑)

 さらに結びが秀逸。
 この冒険を通して少しだけ大人になった少年少女たちには、少しだけ苦い現実が相応しい――そう思える結びなのです。
 でもそれは悲しいことではなくて、いつかまた出会える約束の物語。

 ……ああ、これはやぱし、通過儀礼の物語でもあったのだなぁ。



 結局、わたしにはリーマンもオイラーも理解できませんでした。
 けれど、そこに深い物語が流れていることを感じます。

 こういう本と幼い頃に出会えていたら、もう少し違った人生があったかもなぁ……とか、おこがましくも思ってしまいます(^_^;)。

 数学を楽しむのではなく、冒険を楽しんでください。
 そんな物語です。
 昨日はとくになにもない、ぽっかりと空いた日曜日でした。
 だもので造幣局の通り抜けが14日から始まっていると知って、土曜深夜、夜行バスで強行大阪入り!(笑)
 職場の新人さんと新しい提携先との懇親会を二次会まで出たあと、帰宅するフリしてバス停留所へ!
 正直、お酒入っている状態で夜行バスってどうかなー大丈夫かなー……と体調面からの不安はあったのですけれど、いざ乗り込んでみると素直に爆睡。
 気付いたら京都でした(笑)。
 大丈夫なもんだなぁ……(^_^;)。


 なぜか予定より1時間も早く大阪に着いてしまったので駅周辺で朝食をとってから行こうかと。
 で、喫茶店に入ってモーニングを食べていたら、ひとつ離れたテーブルの女の子がオンラインゲームの話をしているのに聞き耳立てちゃったり。
 あれよね、白兎騎士団の話をしているガブリエラたちに注意しているアスカな気分(笑)。
 しかし なんでこう、行く先々でオタクに出会うのでしょうか。
 類友ってヤツ?

 で、その会話内容なのですけれど――。

「PKされたフレが最近INしなくなっちゃってさー。ショックだったんだよねー」
「なんか新しく始まったアニメにはまったとか言ってたよ」
「えっ? わたしが知らないキャラでINしてるの?」
「そう…みたいだね」

 ひいぃぃぃっ! 朝から重いィィィッ!(><)

 そんな彼女たちを店に残し、いそいそと造幣局南門へ。
 1時間前だし、ちょっと早いかなー……と思っていたのですけれど、そんなこともなく。
 もう列んでいる人がいましたよ!
 50人くらいかなー。

 それから会場時刻までに来るわ来るわで、結果として1時間前に着して良かったという状況。
 中途半端な時間に来ていたらどうなったことやら。

 して、いざ開門となれば、おしよせる人!人!人!の波。
 日曜日だからなのか、とてもゆくりと花を愛でるような雰囲気では無いわ!

10apr18_01.jpg


 それでもがんばって、分岐する通りや両側にならぶ桜の木々を一本一本眺めてきましたよ!
 噂には聞いていましたけれどスゴイですね、この桜並木は!
 ホント、桜の回廊!

 関西の人が「桜、言うたら造幣局の通り抜けやろが!」って言う気持ちもわかります(高河ゆんセンセの『恋愛』の影響受けすぎだ(笑))。


 関山という品種が見頃を迎えていてあちこちで目立っていましたが、通り中頃に植わっていた楊貴妃とい品種が見事な枝振りで存在感を見せてました。
 通り往く人もその姿に圧倒されてましたねぇ。

 ほかには通り最後のほうに列んでいた小手鞠や紅手鞠といった系の品種がかわいかったー!


 造幣局には都合90分くらい居たでしょうか。
 予定ではなんばにも寄りたかったのですが、このあとの時間が読めなかったので一路京都へ。
 関西に行ったら京都は鍵善良房のくずきりを必ず食べたいのです!

 がしかし、到着したのがお昼の時間で、まずはランチだろう、と。
 最終的に鍵善へ寄ることを考えて今回は祇園や東山付近に絞って散策。
 途中、ランチも済ませて満足満足。

 で、鍵善とならんで今回の京都散策の目的のひとつが石塀小路。
 いっっっっつも近くまで行きながら寄ることがなかった場所で、今回はもうどうしても!絶対に!なんとしてでも寄っていこうと誓ってました!!!

10apr18_05.jpg

 高台寺で太閤秀吉とねね様をお参りして、あれ?とか思いましたよ。
 どこから入るのかと。
 見落としますよね、あの小路は!(><)
 ほかの観光客の人も、ちょっと興味深そうに覗いてはみたものの足を踏み入れるまでは至らないという(笑)。


 しかしわたしとしては期待が大きかったぶん、ちょっとなぁ……というカンジがした場所でした。
 うーん、残念。
 ま、でもこれで経験はなったので良しとします。

 あ、小路の中にあるお店に入ってみたら違ったのかも!
 出口付近にあったトラットリアがなかなか雰囲気良かったですしー!
 

 そのあとは円山公園~八坂神社と経て祇園へ。
 もっとショートカットしても良かったのですけれど、円山公園にある枝垂れ桜が気になって。
 ……ええ、ええ、もう葉桜でしたわよ。
 それはもう造幣局の桜がそうだったのですから気付いてしかるべきなんですけれど、もしかしたら……とか思っちゃったんですよ!(><)
 やらなくて後悔するよりは、やって後悔しなさい!ですよ!

 そういえば、円山公園から八坂神社へ向かう途中にある長楽館というホテル。
 表からの姿も見事な洋館ぶりなのですけれど、裏から見てもまたなにかこう、趣があると思うのですがいかがでしょうか。

10apr18_06.jpg


 6室しかないとか興味を引かれたのですが、1泊45,000円とか無理!(><)
 いや、まぁ、高級ホテルというには御値頃な値段に違いないのですけれど、それでも!!

 まあ、ランチとかお茶くらいならなんとかなりそうですし、そのうち……ねぇ?(^_^;)
 


 そんなこんなで散策も終えて、最後に鍵善で〆。
 くずきりは食べましたし、竹に入った水ようかん「甘露竹」も食べられましたし満足満足。
 甘露竹はメニューにはおうすとのセットにしか書かれていませんけれど、単品でも頼めますので是非どうぞ!
 


 かなりの強行軍でしたけれど、でもけっこう回れるものだなぁ……と。
 欲張りしなければぶらりと気ままな小旅行できますねー。
 夜行バスで行けば宿泊代も浮きますし、なにより朝から行動できるのが利点ですね。
 なるほど、なるほどー。

 良い気分転換になった大阪・京都旅行でした。
 と、いうわけでTwitterでのつぶやきをブログ化してくれるTwilogを登録してみました。
 これでサイト不更新で音信不通なのは避けられますのでよろしくです(笑)。

 わたしのTwitter発言ってけっこう直感的で乱暴な思考かもしれないので、いろいろ失礼があるかもしれません。
 そこはご容赦願えれば……と(^_^;)。

 あとは画像投稿できる方策を考えねばー。
 iphoneってカメラとしてはあまり優秀ではないので悩みますねー。
 やぱしコンデジ買うしかないのかしら。
 驚いた。
 10日以上も更新しないなんてな!

 Twitterでガス抜きしているせいか、こう、フラストレーション溜まらないカンジで。
 せめてイベントごとがあったときくらい更新しようとは思っているのですけれど。
 日記っちうより記録的な意味合いで。


 もう、Twitterがブログになるようなサービスに登録しちゃったほうがいいんじゃないかって思ったりもしますが、こう、ちまちま書いていくのも悪くない。
 悪くない(じゃあ、ちゃんとしよーよー)。



 んーと、そんなトコロでは先週は佐藤ひろ美さんのLIVEへ行ったんでした。
 渋谷DUO EXCHANGE でのLIVEでは初めて「良かった」と思えた~。
 相変わらずあの柱が邪魔でしたけれど、センターよりのイスが確保できたので楽だったこともあるし……って、それが理由かも?

 いや、トークのコーナーがあるからってイス席があるってのは……なぁ(^_^;)。
 LIVEになったら飛ぶわ踊るわで邪魔だし、むしろ危険だったし。

 センター付近にはオタ芸打つ人がいて、もうその辺りはイスがとっちらかってました。
 自主的に片付けられていたとも言う(笑)。
 そういうのを見ると、イベントとしてのスタンスをちょっとばかり疑ってしまうのですよ、ね。


 ま、でもトークもLIVEも面白かったし楽しかったのは事実で!
 トークはひろ美さんと縁のある人たちが次々にゲストで搭乗して赤裸々な昔語りをしてくれましたしー。
 LIVEはひろ美さんの節目となる曲やゲストの人たちと関わり深い曲とか、こちらはまさにイベントの方向性がハッキリしたセトリでした~。


 ひろ美さんのオーディエンスいじりはもう芸の域ですよね。
 好き嫌い別れるトコだと思うけれど、もうあれは認めるほか無いです。
 ……ちなみにわたしは、正直言えば嫌いです(^_^;)。
 でも、お客さんへのトーク、ひろ美さん、真っ直ぐなんですもん。
 いじることは嫌いでも、そんなひろ美さんを嫌いにはなれないですよー(><)。


 ベストアルバムとかバースデーライブの話も発表されて楽しみ!
 




 6月の電撃新刊ラインナップのなかに夏海公司センセのお名前を見つけて驚喜!
 やたっ、2作目がでる!

 でも、わたし的なことを言わせてもらえば、まだ「作家買い」なのか「作品買い」なのかわからない現状ではありますねぇ。
 『葉桜が来た夏』での理詰めでの物語構成と、知恵と勇気と優しさの執念でもって事件を解決していく手法をまた見せていただけたらなーって思います。
 とまれ、楽しみに!(^-^)
 凡ミス続いた挙げ句、気を利かせたつもりが仇となって八つ当たりされて。
 なんぞこれ。
 もう、天中殺かってくらいにイヤなことが連発しています。

 調べてみたら違うみたいですけど。


 でもまぁ、八つ当たりされたことについては反省しました。
 忘れちゃっていたんですよね、少しいまの現状が優しかったから。
 ここにいる目的と意味を。
 まったくもって反省、反省。
 目的のためには余計なことをしないに限ります。



 『ジブリール4』のOPがスゴイってんで見てきたら、ホントにすごくてヘビーローテ。
 でもこのテクノポップなカンジ、なんだか懐かしい気がしてならない不思議。
 それだけに聞き馴染み易いのですけれどもー。

 これは久しぶりにOP買い、する、か……も?(笑)

 ずっと聴いていたら先述のクサクサした気分も持ち直してきました。
 音楽のパワーってスゴイ。



 エイプリルフールということで楽しいウソがWEB上に見られた一日。
 わたしも調子こいて吐きまくりで、それじゃあラノベ的なこともウソっちゃってみましょうかねー……っt考えはしたものの。
 今年は海燕さんがカワイイ女の子だったという現実の前にはどんなウソもかすんでしまうので諦めましたとさー(^_^;)。


 『ダディフェイス』の最新刊が出る!ってウソついたら、なんだか涙が……。




 停滞した社会の空気を、春風よ、吹き飛ばせ! そして花咲く明日を!……な今月も、よしなに願います。
// HOME //
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。