本やアニメの感想と、日々のつれづれなることを~。
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 税務署から通知が届いていてドッキドキ。
 封を切ってみると確定申告書に不備?があって、税額が減少するから還付するよーという通知でした。
 せぇぇぇぇふぅぅぅぅっっっ!!!
 イベント1回分の買い物額くらい、戻ってくるみたい。
 やたーっ!(≧▽≦)



 テレ朝で放送された『驚異の絶景ミステリー 空から見た地球』が面白かった~。
 空から見下ろすことで、圧倒的な迫力が、また、こう。
 地表から見通すことではわからない気付かない景色がそこに。
 その圧倒的な力というのは、神様の視点なのだなーと。
 もし、この風景を奇跡と呼ぶなら、それはやぱし、地球は神の御業で生み出されたモノなのかなーとカンジさせるワケで。

 空からの視点だけでなく、ビキニ環礁に沈んだ戦艦を映した映像も神秘的で。
 「60年の時を経て、我々の前に姿を現した『長門』」
 うあー、うあー、うあー!(TДT)

 砲塔で珊瑚が育ち、魚たちの楽園になっていようと、それは母なる地球が人間のしたことを許したわけではないと思う。
 ナレーションでそんなことを言っていたような気がするけど。
 罪を犯した側が許されただなんて思うのは、傲慢でしかない気が。


 うー。
 この番組、DVD販売してくれないかなー。
 いや、むしろBDで。
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 晴れて婚約者同士になったのですから、リディアももう少し気安くしていればいいのに。
 いや、ま、喜んでいるんだろうなーって気配は感じられるのですけれど、どうにもギコチナイっちうか。
 一般的なオンナノコの例に漏れず「婚約」や「結婚」については喜んでいるように見えても、その相手が「エドガー」であるから喜んでいるようには見えてこないんですよねー。
 エドガーを特別な人と意識しているのかしていないのか。
 まぁ、考えることが多すぎて、エドガーに甘えるどころではないのかもですけれどー。

 それでも決着に向けて動き出しているなーというカンジが真に迫ってきていたり。
 リディアの出自についても、エドガーとプリンスのことについても。
 それを一緒にまとめて解決を図ってしまおうというトコロに物語としての仕掛けの大きさをカンジたりして。
 シリーズ当初はここまで膨らむお話だとは思わなかったですもの。
 思えば遠くへ来たものです(^_^;)。


 そうした大きな流れに、ニコは呑まれてしまった感が。
 まさかニコがリディアのもとを離れる日が来ようとは!
 でも彼女の母から頼まれたことを果たしたと感じるなら、ニコがそうすることも理解できるのですよねぇ……。
 エドガーという、リディアのこれからをともに歩んでいってくれる存在が見つかったのなら、ニコも彼女の母であるアウローラへの義理?を果たしたと言えるのでしょうし。

 まぁ、レイヴンとの絆?がこれほど深まるというのは予想外でしたけれども。
 友情とはまた違った信義みたいなものが通じ合った間柄というのでしょうか。



 自分の存在が愛しい人を傷つけると知って、一時的にせよ愛しい人のもとを去る。
 その別離がまた違う意味で愛しい人のココロを傷つけてしまうと知っても、それでもこれから先のふたりの未来のために。
 あーうー……。
 こうまで綺麗な葛藤を目にするのも久しく無かった気がするー(TДT)。

 離ればなれになってしまうリディアとエドガーですけれども、それでもふたりの絆は切れてしまわないと願っております。
 ほんとにね、もうねもうね……。


 「パソコン欲しいんだけど、良いの見繕ってくれない?」
 「携帯、機種変したいんだけど、どれがいいのかな?」

 こういう質問をされるたびに「どういった目的で使うの? 頻度は? 予算は? メーカーとかこだわりある? 使用状況はどういったケース?」 などなどをリサーチするワケですよ。
 したら大概の人はそういった要点をまとめきれていなくて、「うーん……そこまで考えてないんだけど、とりあえずオススメは?」 とか言ってくることもあって!
 もーっ、もーっ、もーっ!(><)

 とりあえずわたしも欲しいハイエンドマシンをオススメしてみると「高いよ!」とか言われたりして。
 じゃあ予算を教えてくれ!ってカンジ。
 それなりの性能・機能を求めれば価格もそれなりになってくるのは当たり前っしょ!(><)
 そうしたスペックと予算の折り合いを図っていくことが必要なのに、なにも考えてなければ答えなんかみつからないよー(TДT)。


 これはアレですか。
 その人をパッと見て予算とか使用目的とかを見抜いた上で「これなんかいいんじゃないかな~」と言ってくるのを期待されているのでしょうか?
 オレはコンシェルジェじゃないっつーの!(ジャイアン)



 なんちうか、質問の作法?を心得ていないかたが多くないか?と思ったもので。
 もちろん、わたしの「質問の聞く姿勢」にも問題があるのだとは思いますがー。
 ひとり頭の良いオトコノコが誰よりも(当然読み手よりも!)真相にたどり着いて、それを確かめるためにひと芝居をうつ。
 彼のことを無条件で信頼する仲間が彼の芝居を受け入れて賛同し、共に芝居を打つ中でいよいよ浮かび上がってくる真相。

 なんでもかんでも結びつけるのは性格悪いですけれど、どーも『アリソン』の流れをなぞっているような気がするのですよねぇ……。
 探偵役のヴィルの位置はそのままで、アリソンの役割を今回は分割して複数の「仲間」に割り振ったというか。
 ……って、『リリア』でそのまますぎるポジショニングを配してしまったことへの反省なのかなー?

 まぁ、「名探偵、みなを集めて『さて』と言い」な舞台は嫌いじゃないですしこれも良いのですけれどもー。



 夏休みの学園で遭遇した奇妙な事件を解決した一同は、そのまま少年少女探偵団になってこれからも学園に巻き起こる事件を解決して回るのでした、めでたしめでたし……ってカンジ?
 そういうお話も悪くはないですけれど、学園という狭い場所で「探偵、現るトコロに事件あり」という展開は好きくないなぁ。
 今回のお話などは、長い争いを続けてきた二国間の問題が解消された戦後ならではの引き出しだったと思いますし、そういったこの世界ならではの事件であったりすると良いのですけれど、ね。



 ところで。
 ジェニーのCVは小暮英麻さまが良いと思っているのですが――っちうか、英麻さまの声で聞こえてくるんですよ!(笑)
 なぜなのでしょうか……。
 あの、人の言うことを聞きそうもない雰囲気がそうイメージさせるのでしょうか(^_^;)。


 船場吉兆がついにというかようやくというかやっぱりというか廃業を決めましたけれど。
 どうしてあの女将さんは人の目を見て話さないのか、ずーっと不思議でした。
 でしたっちうか、いまも不思議なのですが。

 たとえば今回の廃業宣言での記者会見では手元に想定問答集を用意してきていたために視線を落としていた……と言われるかもですけれど、それって違うなーと思うのですよ。
 問答集を作るというのは、ああいった会見では当然のことだと思いますし、おぼえきれないからそれを会見の場へ持ち込んでしまうというのもあり得ることだと思うのですよ。
 でも、1行や2行の文章を最初から最後までおぼえきれないというのはあり得ないなぁ……と。
 よしんば本当におぼえられなくとも、最後、「~でした」と言葉を締めるところでは顔を上げるべきだと思うのです。


 そもそも「原稿が用意されている舞台」であるならば、自分の役割と演じる台詞くらい記憶して登場してくることこそスジってものじゃないかなぁ……と思ったりして。
 であるからして、国会答弁でずーっとうつむいて原稿を棒読みしている議員さんとか官僚さんとか、報道番組で全然原稿をおぼえていないキャスターさんとか大嫌いなんですよね。
 原稿に目を落とさずに真っ直ぐカメラに向かって語ることのできるキャスターさんは、もうそれだけで尊敬してしまうわ。
 CXのお昼のニュースを担当されるおふたりは、かなり出来ていらっしゃいますよね。
 テレ朝では大熊さんとかー。
 そしてやぱしNHKはこういうとこ、強いわ。
 なんだかんだ言っても、俗に染まらない、楽を選びきれないストイックさみたいなものがあると思うー。
 すくなくとも、ああいったキャスターが多く見られるなら、わたしはまだNHKに受信料を支払う価値はあると思ってます。


 えーっと、なんですか。
 そうそう、うつむいたまま話すという態度のことです。
 先述のキャスターのことと同じくして考えるに、相手の顔を見ずに語るというのはもちろん自分の言葉で語っているとは考えにくいことですし、そして自分の言葉で語らないということはすなわち語った内容に責任を負うつもりは無く、伝えること全てをどうでもいいと思っていることにほかならないのではないかなーと感じてしまうのです。
 原稿を読むとかそういう次元の話ではなくて。


 これだけ世間を騒がせた張本人であるというのに、当事者意識を全く見せないあの女将さんの話し方が、ずーっと不思議なのです。
 ケアレス ウィスパー?(今度の『サンジャポ』でもBGMで流れるんだろうなぁ(笑))
 平安期を舞台にしたドタバタ恋愛絵巻かと思っていたのですがー。
 意外や意外、かなり真っ当に推理ミステリしてませんか、と。

 姿の見えない13番目の楽器と、その楽器が置かれた部屋で起こった神隠し。
 そして真相への突破口となる恋歌に重ねられた意味とかー。
 雰囲気や精神論で押し切ることの少なくないコバルト文庫において、なかなかに本格志向ですわ。
 きちんとトリックを考えられているという点で。


 13番目の楽器については「目に映っていても見えないモノ」系のトリックですし、割に古典的なものではあるのですけれど、それにしたって展開においては裏を取るように進められていますし一筋縄では消化していないところが好感。
 ことに恋歌への裏の意味を重ねてくるやりかたは、これでこそ平安絵巻!ってカンジで楽しいな~。
 現代を舞台にした推理ミステリには無い風流さが漂ってくるといいますかー。


 キャラ配置も好き~。

 天才肌の探偵役の姫様に振り回される、凡人代表の助手役である恋人たち。
 馨子姫は天才肌ってだけでなく自由奔放で型破り。
 常識にとらわれない言動は見ていて飽きませんしー。
 そんな姫様に振り回される乳姉妹の宮子は少しおっとりなところはありますけれど真面目で堅実路線な憎めない良い子ですしー。
 宮子の許嫁の真幸にしたって、そんな宮子にお似合いの誠実さをカンジさせる好青年。
 んがしかし、そんな爽やかな彼ですけれど両親を海賊に殺されているという過去を背負っていますし、さらには主家に残った男手が自分ひとりだということを受け入れて姫や宮子を守ろうと決心している様は立派すぎ。

 今回の事件関係者である有子姫も散々振り回してくれたにしてもその真意を知れば他人を思いやることのできる人だとわかりますし。
 主要キャラに嫌味が無いところが好感なのかな~。
 読んでいて変にストレスが溜まらないっちうか。


 宮中に上がった宮子がどんな騒動に巻き込まれるのか楽しみデス。
 毎回今作と同レベルのトリックを配するのは難しいでしょうし、常に300ページ越えというのもコバルトでは異例にもなりますでしょうから、次は少し軽めな頃合いでも良いのかも~。
 ちょうど真幸とは引き裂かれて、そこへ次郎の君がちょっかいをかけやすいシチュエーションですし、次は恋愛要素を増量しても……(笑)。


 ふと目にとまった月刊プリンセス。
 いまはこなみ詔子センセとか結賀さとるセンセ、武藤啓センセなども執筆されているんですねー。
 意外なところで意外なひとが描かれているものですなー。

 でも執筆されているセンセの存在以上に驚いたのは、連載作品中2タイトルもの作品において主人公が中学生だったことでした!(そのうち1タイトルは中学1年生だったような……)
 えーっ、プリンセスなのに、その年齢はアリなの~!?と驚いてしまったことよ。

 なんちうか、プリンセスって20代後半――ぶっちゃけ30代の女性が読まれる「少女誌」のような印象があったので、中学1年生って主人公とは共感できないのではないかと思ったもので……。
 でもWikipedia によると、たしかに30~40代の年齢のかたも読まれている(というか読み続けられている)みたいですけれど、10代の読者層との二極化が進んでいるとかなんとか。
 ああ、それなら中学生が主人公というのもわかります。わかります。


 ……いや、でも、やぱし、プリンセスを読んでいる10代の(それも中学生の!)オンナノコというのは想像しにくいなぁ(^_^;)。
 「『王家の紋章』連載再開!」とか言われても、「ハァ?」ってカンジになっているに違いないと思うのでー(笑)。


 萌え路線とは一線を画した画風のセンセが多いですし、ストーリーも大河路線っぽい重厚な作品が少なくないので、わりと男性向きな「少女誌」なのかなぁ……とも思うのですが。
 どうでしょ?
 ただひとつの目的のためだけに生きてきた親友から、はからずもその「ただひとつのもの」を奪ってしまったオンナノコ。
 親友は自分の存在価値を見失って彼女を恨み、彼女に代わってこの世に無二の価値となる位置へと持ち上げられてしまったオンナノコを巡って動き出す物語。

 うーあー……。
 それまでいた全ての人から持てはやされるポジションから堕とされてしまってアイデンティティを見失って混乱する様はわかるのですけれどー。
 しょせんは与えられたものであったポジションに固執すること、自分が唯一無二の存在であったと思い込むこと等々の姿からは、かつての<流水宮の乙女>である落華へできる同情は無いといいますかー。
 謙虚さが足らんっちうか。

 そんな彼女に代わって獅子龍神に<乙女>へ選ばれた飛沫もなぁ……。
 <乙女>として生きることに全てを捧げてきた幼なじみである落華への忠義?みたいなものはわからないでもないですけれど、だからって隠し通してどうにかなるものでもないと思いますし……。
 そもそも、偽りの立場へ落華を追い込むことが彼女のためになるのかどうか。


 えー、あー、うーん……。
 そういうことを言えるのは部外者だからでしょうねぇ……。
 当人にとってはやぱしそこまで理性的に考えられる事柄でも無いと察せられますし……。

 でもねぇ……。
 そうはわかっていてもふたりの「いざというとき」への想像力の無さにはイラチしてしまうのですよー!(><)


 まぁ、それでも天風国の皇太子、瑪瑙のアホさかげんにくらべればどうってことないですか?
 あとがきによれば今後も登場するっぽいですけれど、えー???
 立場的にも「終わってる」感が強いのですけれど??


 とまれ、落華の逆恨みは恐いですけれど、逃げ出した飛沫と彼女を追う龍月との邂逅も楽しみですし、ちょっと楽しみかもです。
 でも<乙女>になってしまったら飛沫との距離は離れることが確定なんですよね、龍月は。
 遠い存在になってしまって、どうするのかなー。
 追いかけはするにしても、そのあたりの選択と葛藤が物語になるのかしらん。



 イラストのChiyokoさん、こういう中華風な衣装も良いですねぇ。
 飛沫は凛々しいですし、落華はお人形さんのように愛らしいですし。
 たのしみ~♪


 たまにガストでモーニング食べます。
 大抵はプレートBセットのトースト+スクランブルエッグ+ソーセージの組み合わせなのですがー。
 あるウェイトレスさんは必ずケチャップを用意して持ってきてくれるのですよね。
 ……これってやぱし、スクランブルエッグにケチャップを使えってことなのでしょうか??

 スクランブルエッグは目玉焼きかどちらかをチョイスできるのですがー。
 ええ、目玉焼きになにをかけるかはバトルになるくらいに奥深い問題だと思いますよ。
 醤油にソースに塩こしょうに、そしてもちろんケチャップ。
 うん、目玉焼きにケチャップの選択はわかるのですよ、ええ、もちろん。
 でも……スクランブルエッグにケチャップって……ありなんですか?


 ああ、ソーセージにケチャップなの?
 でも、違うウェイターさんは醤油を持ってきてくれるから、この調味料って卵料理に使用してくださいって意味で持ってこられているものかと思っているのですがー。
 仮にソーセージに使うものなら、醤油を持ってきてくれるウェイターさんも持ってきてくれないと変ですし。


 あそこのガストでは醤油派とケチャップ派がしのぎを削って勢力争いをしているのかも……。
 モーニングを食べに来る客を手なずけて、ひとりでも自軍の協力者を集めようとしている……とか。
 ソース派はすでに消されてしまったのですよ! ナンダッテー

 まぁ、わたしは塩派なんですけれど、もー(笑)。
 医学専門誌に連載していた中高生向けの読み物……と聞いていたので、現役の海堂センセが医学のなんたるかを易しく語り「目指せ、ジェネラルルージュ!」みたいな激励を贈る作品かと思ってましたー(笑)。
 したら、あーた。
 人生の教訓を集めて諭すあたりはなるほど中高生向けだなぁ……と感じたのですけれども、いや、ちょっと、これって普通にセンセの「桜宮市と東城大付属病院」を舞台にしたシリーズじゃないですか!

 しかーも。
 はじまりはやはり教訓めいたことを説話としてつなぎ合わせているだけで、その舞台や背景にはそれほど意味はないのかなーと思っていたのですけれど、大間違い。
 クライマックスでのシリーズとの関わり具合が半端無くて、一気に感情を持っていかれましたよ!


 こういう装幀ですし、出版社も異なるので仕方がないかもですけれど、この本を海堂センセの作品としてはじめて手にする人も少なくないのではないかなぁ……と。
 あぅぅぅ……もったいない。
 是非とも『ナイチンゲール』『ジェネラルルージュ』を読んだあとに手にして欲しいトコロ。
 そうすることで、クライマックスが持つ意味が何倍もふくらんでくると思うー。


 まさかオレンジ新棟がねぇ……。
 でもって如月翔子ちゃんが師長ですか……。


 『チーム・バチスタ』を読んでもいまひとつ理解したとは思えなかった「アクティブ・フェーズ」と「パッシブ・フェーズ」の仕組みというか本質?みたいなものがようやくわかりました。
 さすが中高生向け……っちうことは、わたしの読解力はティーンレベルということですか、そうですか(T▽T)。



 突然に不相応な社会的地位を与えられた中学生が父親をはじめとする正しい人に支えられて失敗を乗り越えつつ、正しくない人と立ち向かう決心をするお話。
 語られているいくつかの教えのなかでわたしが好きなのは――

「エラーは気付いた瞬間に直すのが最速で最良だ」
「悪意と無能は区別がつかないし、つける必要もない」

 ――のふたつです。
 特に後者は明言だと思ってます。
 戦いを決意するのに迷ってはいけないということでもあるような気がするので。
 それが敵であるならば、相手の立場が動であろうと打ち負かし勝たねばならないのですし。



 医学ミステリーと銘打たれていますけれど、それは海堂センセのこれまでを持ち上げすぎて内容とは乖離してないかなーという印象が。
 この作品は、もっと、こう、少年の成長譚な部分とか、言質や修辞などの筆致の妙に楽しさがあるのではないかなーと。


 いかなアキハバラといえど、27日発売の本が入荷しているわけないですね……。
 よしんば店頭に並ぶとしても、明日のような気が。
 ふー(´Д`)。

 同人CDをひさしぶりにじっくりと眺めていたところ、先日バナーを貼った MORCA のCDを発見。
 MORCAってmarble sky records の1レーベルだったんですか?
 知らんかった!(><)
 であるならば、次回作『ORDER』で豪華な顔ぶれが揃ったことも納得~。

 ほかにはteadrops(碧苡かあゆ)さんのオリジナルツインボーカル コラボレーションディスク 『Twin of Tribute』とかを買ったりして。
 M3新譜は夏までにぽちぽちと買っていく予定~(間に合うかっ!?)。



 今週末は地元でお祭りがあるというのに、空は雨模様で。
 出かけようと思っていたんですけれどー。
 ……いや、こういう雨のときこそ行くべき?
 毬江ちゃんのエピソードをスッパリ削ってしまうと、小牧教官の立場がビミョー。
 どうして彼が「笑う『正論』」であるのか、重みが失われてしまっているような……。
 正論を貫かねばならない理由。
 そこを語らないのであれば、ただの皮肉屋に近いポジションに見えるんですよねぇ……。

 もっとも、小牧教官と毬江ちゃんのエピソードを抜いても物語は成立すると判断した構成の古怒田健志は英断だったと思ったりして。
 1クールでまとめるなら、それも納得できますわ。

 でも毬江ちゃんがらみと、昇進試験と、そして原発テロの3本柱で二期とかOVAとかできそうな気もしてきました(笑)。
 おとなになるということ。

 おとなになるということは、届かないモノがあるということを知ること。
 自分には手の届かないモノがあると知ること、願えば全てが叶えられるものではないということを知ること、世界に果てがあるということを知ること――だと思うのです。
 本気で、あるいは本気でなくても、自分が叫べば泣けば、優しく願いを叶えてくれた世界。
 でも、「誰かに叶えてもらう」時代は終わりが来るのです。
 叫んでも、泣いても、誰も自分のことに注目してくれることが無いということを知るのです。

 おとなになるということは、誰かになにかをしてもらうことを願うことをやめて、自分で願いをかなえるために動くことを決意することだと思うのです。
 他人が願いを叶えてくれなかったからといって嘆くのではなく、叫ぶのではなく、怒るのではなく、自らが動く。

 おとなになるということは、願いに順番をつけることだと思うのです。
 自分は世界の神ではないのだから、全ての願いを叶えることは難しいのだと知るのです。
 であるならば、たくさんある願いのなかで、叶えたい、叶えられる願いのなかで、優先順位をつけていかなければ。
 もしかしたらなにひとつ叶えられることがないかもしれない。
 それでいいということはないでしょう。
 たったひとつでも叶えたい願い。
 それを意識することが大人になるということだと思うのです。


 誰に願いを託すのでもなく、ただひとつの願いに向けて動き出すことができる。
 それが大人であるということだと思うのです。


 努力を止め、自らの願いを他人に託すようなことを許す人。
 そんな「大人でない人」=「子ども」の意見に耳を貸す必要はないと考えてます。
 もしその人にまだ幸運が残っているならば、誰かが願いを叶えてくれるかもしれない。
 手を差し出してくれるかもしれない。
 でも、わたしは、そんなことを待っていられないのです。
 願いは自分で叶える。
 どもまでもどこまでも諦めず、ほかの願いを諦めてもかなえたい、たったひとつ叶えたい願いを見つけたのであれば、それは自分の手で決着するしかないと思うのです。


 んーと。
 わりと周期的に耳にする「同人誌を手に入れられない状況をどうにかして!」意見に対して思うところです。
 わたしの答えは簡単です。
 自分のちからで精一杯がんばれ、あきらめるな。
 それでも無理なことかも知れないけれど、ほかのなにを捨ててでもあきらめるな。
 あの同人誌もほしい、この同人誌もほしい……なんて色気を出すな。
 本気を出すのは、ただひとつのみ。
 たったひとつの願いをかなえられないほど、世界はつまらなくもくだらなくもない。
 だけれど、叶えられない願いも世界にはあるのだと覚悟せよ覚悟せよ。
 そのときは立ち止まって世界を見てみるといい。
 たったひとつの願いで全てが収まってしまうほど、世界は狭くも単純でもない。
 残された願いと、一度は捨てた願いと、まだ気付いていない願い。
 立ち止まって考えるといい。

 大人になるということは、自分のことを見つめられることだと思うのです。
 成功の望みが薄い手術を受けるオンナノコを励ますために、幼なじみだとウソをついて久しぶりに会うフリをする。
 この出会いはウソなのだから、本気になってはいけない。
 彼女を励ますために近親者が仕組んだ「仕事」に乗っただけ。
 だから、どれだけ親しくなってもいいけれど、本気になったら、そのときは自分が辛い思いをする――。


 えー、あー、うー……。
 見える、見えるよ、オチがーっ!!!
 ウソをついているなら、そのウソがバレるのが物語!!!
 ぎゃーっ!(><)


 ウソをついて病身の真純に会いに来た輝幸ですけれどー。
 分別付いた人間のようでいて、しかし大人になりきれていない子どもでもありましたなぁ。
 「仕事」だなんて言い続けて自分を納得させるつもりでも、だけれど自分の直感――ひと目ぼれを信じて動き出してしまうというあたり。
 本気になってはダメだと忠告されていたのに、その忠告を無視しても自分はだいじょうぶだと思い込んでしまう理由の無い自信とか。
 もしくは、どんなことになろうとも、自分と、そして真純とは、その障害を乗り越えられると無邪気に信じているのかも。

 ああ、もちろん、世界はそんなふたりにけっして優しくはなくて(T△T)。


 わかってた。
 わかっていたともさ、あのオチは!
 でもなぁ……やぱし納得いかないよ、できないよ。

 そのとき、その瞬間を描いたりせず、少し時間を進めてみんなが落ち着いて「結果」を見られるようになったところか始まるエピローグ。
 この手法で描かれたからこそ最後まで世界の選択肢はふたつ残されていて、そして終わってしまえば世界はひとつに収束されているのですよね。
 箱の中の猫のように。

 最後の最後まで読み手の意識を引き留めるこのやりかた、ヤラレター。
 ちーぃきしょぉ~(TДT)。


 主人公が食事中の皿に唾を吐き捨てるヒロインってすごいなぁ……と思っていたのですけれど、そんなの些細なことでしたー。
 いや、ほんとに。


 ラストシーン。
 慟哭する輝幸を他の誰にも触れさせないように、守るように囲んでくれていた深田と島の立ち振る舞いが素敵すぎ。
 誰にも慰めることができない傷があることをふたりは知っていて、それは自分たちにも癒すことはできないからアンタッチャブルでいるけれど、それでも自分たちはそばを離れないという意志を示している姿が、が、がっ!

 悲しみを他の人間とわけあうことのできた幸福な子供時代は、彼らにもすでに、遠い昔のことだった。

 改めて気付かされる幼年期の終わり。
 切なさと痛みをともなう通過儀礼。
 だけれど、それは、ひとつの愛の物語でした。


 うわー。
 7末と8末の発売予定が混んできましたなー。
 こうなると『リトルバスターズ』が微妙に……(^_^;)。



 「忙しかったので指示書を確認するのを怠りました」
 いや、まぁ、状況はわかるのですけれど……。
 本当に「確認するのを怠った」のは「忙しかったから」なのかなぁ……と疑ってしまうー。
 日常的に確認作業を行っていなかったのではないかなー、と。
 普段はミスがあってもリカバーできていた(リカバーできる時間があった)けれど、忙しくなるとリカバーできないミスが表面化してしまった……というだけなのでは?

 でも「忙しいときほど丁寧に作業をする」という考え方を履行できるのは、経験に裏打ちされた年寄りだけかもなぁ……とも思ったりして。
 つまり、若さを感じられるミスだよねー、ってことで!(^_^;)
 ちょ、ちょっとーっ!
 「青春ミステリーの歴史的名作」との声に偽り無しだわ!
 んもーっ、んもーっ!
 春一と麻子のふたりの関係がさーっ!
 なんて素敵で可愛らしいの、この子たち!(≧▽≦)

 ことに麻子の可愛らしさには恋してしまいそうです。
 言いがかりで春一を傷つけ、それで春一が立ち去ろうとするところを彼のシャツをつかんで引き留めるとかさ、もうねもうね!
 仕草がいちいち可愛いのね!

「面白くないわ、ちっとも」と、ぼくの指を自分の掌の中でいじくりながら、ふてくされた声で、麻子さんが言った。「けっきょくいつも、最後は戸川くんの言いなりで。くやしいったらないわよ」

 うひゃー。
 かーわーいーい~(≧▽≦)。


 理不尽なことで振り回される春一も、だけれどそんな彼女を甲斐甲斐しく相手してるしさー。
 麻子には「冷たい人ね」と評されてしまいますけれど、本当に本当、間違えていけない最後のトコロでは正しい行動を選ぶことができてますしね。
 クールを装いながらもオンナノコを守ることにためらいが無いっちう。
 ハードボイルドだね!(≧▽≦)

 ……ああ、そうか。
 青春ミステリなんだけれど、ハードボイルドなのか。
 オトコは強くあらねば?



 ミステリにはわたしはふた通りあると思うのですよ。
 新本格のようなトリック重視のタイプと、動機につながる心理描写を重視するタイプ。
 わたしの感想では後者のほうが物語的な色づけは濃くなる気がするのですよ、どちらかといえば。
 で、今作がどちらなのかと言えばもちろん後者で、事件そのものの種別などは極めてステロなんですよね~。
 動機や手法も含めて、おおよそすぐに類推できてしまうという。
 それでもそれ以外の部分、ことに先述のように春一と麻子のやりとりなどがとにかく軽妙でそれだけで引き込まれてしまうわけでー。

 ああ、これが15年以上も前に上梓されていたなんて。
 昨今のライトノベルのブームとかツンデレを筆頭とするキャラクターのラベリングとか、正直、負けてしまっていると思ってしまったり。
 樋口有介という人は、そんなところを15年前に通過しているんだなぁ……と。


 とにかくハートをわしづかみにされてしまったので(主に麻子の可愛らしさに)、これから樋口センセを追いかけていこうと思います。


 思い出したんですけれどー。
 大阪の駅についてエスカレーターを使うときに「……やばい! 左側が追い越し車線!」と関西に来たことを痛感させられたのですがー。
 次の日、京都駅についたときはみんな右側を空けている関東スタイルだったんですよね……。
 あれ……?
 関西は左側を空けるってスタイル、間違った知識ですか?
 京都も関西圏なのに右側を空けるなんて!と驚愕したのですよー(^_^;)。


 anniversary-records さんから発売される、リツイノウエプロデュース MORCA最新作の『ORDER』。
 ちょ……どうなってるんですか、このメンツは!と、なんばのメロンブックスでフライヤーを目にしたとき驚愕しましたよ!
 これからの活躍が期待される注目の歌い手さんばかりじゃないですか!(><)
 公式サイトにもとらにもめろんにも書かれていなくて、だけどフライヤーに「完全限定生産1000枚」ってあって心配になっちゃったので速攻予約です。
 1000枚って、たぶん、きっと、大丈夫だと思うんですけれど、絶対に欲しいので!

 ……まぁ、予約しても必ず手に入るとは限りませんけれどー(T▽T)。


 ビクトリアっぽい英国風なお国(英国なの?)を舞台とした貴種流離譚。
 もちろん物語類型が正義漢をたどるものだからというだけでなく、ビーンズ文庫の少女向け作品の主人公のオンナノコの熱いハートは相当なものだと思うー(笑)。

 今作のアネットも、育ちで苦労していたからといって卑屈にならず、正しいことと間違ったことを区別できて、そして他人の倖せを願うことができる性根の持ち主なんですよねー。
 ちと熱くなりすぎるきらいがあるのは、主人公としての愛嬌ってなもんです。


 突然にお嬢様になれと言われて戸惑うアネットも大変かと思いますけれど、そんな彼女に振り回される執事のリチャードと弁護士のユージンのふたりも大変ですよねぇ(^_^;)。
 ポジションとしてはリチャードとは愛情で、ユージンとは友情で結ばれているのかな?
 互いの領域を侵さない立ち位置が物語に安定感を与えているなーと思ったりして。
 いたずらに展開の枠を広げるための駒を配しているという雰囲気ではなくて。

 ユージンとはその態度に腹を立ててけんか腰で付き合ったりしてますけれど、なかなかどうして相性の良いふたりだと思うのですよー。
 そもそも気があったりしなければ喧嘩なんてできやしませんし。
 物語……ちうか、事件解決においては仲間はずれにされてしまったユージンですけれども、日常的には彼のほうがアネットと距離が近いのではないかなー。
 精神的な距離感とでもいいましょうか(笑)。



 下町で育ったアネットが、リチャードとユージンに囲まれてどのようなお嬢様へと変貌していくのか楽しみです。
 もちろん、アネットがどんな破天荒なことをしでかして社交界に騒動を巻き起こすのかも、です(笑)。


 昨日、鍵善良房で配送を頼んでいた甘露竹が届いた!
 くずきりを食べるというのは表の目的。
 真の目的はこの甘露竹を手にすることにあったのでした!!(≧▽≦)

 さわやかな竹の香りに、上品な甘さ。
 ほんと、マジで何本でもイケるわ!
 とまらない、どうしよう、メルト!
 オタロード散策を終えた昼過ぎには京都へGO!

 帰りの新幹線の予定もありますし、京都散策に許された時間は3時間ちょっと……。
 うん、無理!(><)
 そんな時間であちこち回ることは不可能なので、今日は祇園に絞ろうと。
 理由は鍵善良房で葛切りを食べたかったから!
 もー、京都へ行くと決めたときからこれだけは外せないと思っていたのDEATH!

 以前来たときは本店改装前でしたから、もうずいぶんと昔に……。
 そんなことも思いつつ久しぶりの葛切り(黒蜜)に舌鼓。
 ウマーッ!(≧▽≦)
 くどくない黒蜜の甘さと、氷で冷やされた葛切りのぷるぷるふにふにした食感が、もうたまらんす!
 ちょっと甘さが口の中に残り始めたら、一緒に頼んだグリーンティーで口直し。
 ふはぁ~。


 鍵善の次はもちろん祇園に来たのですから八坂神社へ参拝に。
 ちょうど結婚式が執り行われていてたくさんの人に写真を撮られてましたー。
 こういう有名な寺社仏閣で式を挙げる人たちって、すごいなぁ……といつも思うのですよ。
 緊張するどころじゃないといいますか(^_^;)。

 八坂神社の次は清水寺へ。
 その途中、八坂の塔のわきを通ったのですけれど、ふと思い立って観覧してみようかと。
 京都に来るとこの道を必ず通るのに、なぜか中を覗いたことが無かったなーと思い出したので。
 塔は第二層までは昇ることができるのですが、この階段が急で急で。
 駅のロッカーが埋まっていて荷物を預けられなかった身としてはかなり恐かったデス……。
 でも二層目にこしらえられていた窓から入ってくる風と、そこから臨む京都の景色は気持ちよかったのでチャラ!

 加えて境内?には源義仲公の首塚もありましたので、こちらへもお参りを。
 義仲公、好きでは決してないのですけれども(おいおい)、嫌いにはなれないキャラクターなんですよ(キャラとか言うな)。
 すぐそばに「巴の松」というものが植わっており、なにかな~と思って拝観料を集めていたかたに聞いてみたら、富山のほうにある原木?から枝をいただいて育てているとか。
 あー、義仲公のそばには巴御前が寄り添っていてほしいですもんねー(^-^)。

 ……思ったのですけれど、巴御前のことを好きだから義仲公のことも嫌いになれないのではなかろうか?(苦笑)


 このあとはようやく清水寺へ向かったのですけれど、道は狭くなっていくのに増えていく人人人。
 忘れてたーっ!
 修学旅行のシーズンじゃん!!(><)
 もう、とにかく中学生の群れ!
 男子3×女子2のグループ行動!
 男子の名前を呼び捨てにする女子!(笑)
 初々しい!(≧▽≦)
 ……急ぎの散策には邪魔な集団でしたが(T▽T)。

 弁慶の杖のところではみんなで持ち上げようとしてました。
 三国一の花嫁をもらえるといいね、男子!(笑)
 ……って、あれか。
 「わたしのために持ち上げてくれるよね?」
 なーんて無邪気なお願いをしてしまうオンナノコがこのなかにいたのかも?
 で、オトコノコはムキになって持ち上げようとするんだけど、もちろん持ち上がるハズもなくー。
 でもって「わたしのこと、好きじゃないんだ」とか言われたり言わせちゃったり~?
 甘酸っぱー!(≧▽≦)

 そういえば『キラ☆キラ』のなかで鹿之助たちが随求堂で胎内めぐりをしていたなーと思い出したわたし。
 こりゃ行くしか!と、トライしたのですがー。
 ホントにホントに真っ暗……っちうか、闇!なんですね。
 手すり代わりの数珠と足の裏に感じる石の感触が正常な感覚を残しておいてくれますけれど、微妙に狂気の世界に近づいた気がしましたよ……。

 同じく『キラ☆キラ』では音羽の滝のイベントもあったのですが、こちらはあまりの待ちの行列にスルーしました。
 ルート確定必至のイベントなのに……(オタク脳)。


 なんだかんだしていると清水寺を回り終えたところでほぼタイムアップ!
 このあとは三十三間堂に行きたかったのですけれど、諦めました。
 やぱし3時間というのは無理がありすぎという感想。
 無理っちうか、ゆとりが無いっちうか。
 鍵善の葛切りという主目的は果たせたから良かったですけれど、湯豆腐かおそばくらいは食べたかったなー。
 がっでむ!(><)



 とまれ、ライブ&京都散策と、楽しみまくった週末でした。
 そして疲労困憊で迎える週始め……。
 イキロ~(´Д`)。
 今日は午前中は日本橋オタロードをひやかして、午後は京都へというプランで。
 とりあえず、まずはオタロードの感想から。


 順路はK-BOOKSにメロンブックス、とらのあな……って、アキバでのルートと同じじゃん!(笑)
 これらの店舗が構えている街区は車両規制などされていない通りなのですけれど、車両は十分に気をつけて走行しているように見えましたし、なにより道幅があるので追い越しやすれ違い時に恐い思いをすることは無かったです。
 歩行者天国など銘打っているくせに自転車がスピード落とさずに駆け抜けていったり、カメコの固まりで進路妨害されたりするアキバの現状を思えば、ここ日本橋のオタロードはとても優しいと感じます。
 ホントに(T△T)。

 それぞれが幾分離れたところに店を構えているので利便性は十分では無いかもですけれど、それすらも「日本橋という『エリア』に買い物に来ている」という感覚にしてくれて楽しいかも。
 昔はさー、アキバもあちこち歩いていろいろなお店を覗くことが楽しかったのですよ(回顧厨っぽく)。
 それがいまは駅周辺の一角に固まり過ぎちゃって、末広町? 蔵前橋通り? それなんですか?状態ですし……。

 電気店と電気店のあいだにスポーツショップがあったり、古くからここに店を構えているんだなぁ……って雰囲気を醸し出している普通の店があったりして、「街」としての正しいにぎわいがあるような気がするのですよ。
 それはもちろん「電脳街」「オタクの聖地」などの名付けで専門化して売り出してきたアキバのような発展は望めないということかもですけれど、店舗の密集化ができないのであればそれも仕方がないですし、またアリなのかなぁ……と思うのです。


 で、オタショップの雑感ですけれど、なかでもK-BOOKSの充実ぶりにウットリ(´Д`)。
 古書の揃えはアキバ店以上……ということは日本一かも?
 ああ、まんだらげのアキバ店の揃えもなかなかでしたけれど、匹敵するくらいはあったと思うー。
 関東ではなかなか店に入ってこないサークルさんの本とかもあって、東西での人気の違いってあるのかなぁ……とか考えてしまいましたよ。
 実際、同じアイテムでも東西で2000~3000円の違いが出てましたし。

 アキバは目新しいものを次々に消費していくことで流行を追い続け時代の寵児たらんとしているのかもですけれど、日本橋は時代の先頭に立つことをそれほど望んでいないのかも。
 良いモノだけを評価するという価値観とでもいいましょうか。

 メロンブックスも広いフロアを積極的に活かして、一般流通アイテムと同人アイテムをバランス良く販売していた印象が。
 アキバの店舗はどうにも狭くて、ここもアキバ店より好感かなー。
 そんな両店とは対照的に、とらのあなの存在感が薄かったですねぇ。
 アキバでの元気ぶりを知っている身としては、どうしてこれだけやる気が無いのか不思議で……。

 ゲーマーズとかコトブキヤとかボークスとかはアキバとあまり変わらない雰囲気でしたでしょうか。
 ああ、でもボークスは地元なだけに気合いが入っていたような……?(^_^;)
 まんだらげも覗いてみたかったのですけれど、日本橋店はすでに閉鎖されて心斎橋へ移っていましたのでパス。
 そしてその跡地にはK-BOOKSの弐号店が入るという……。
 こりゃ日本橋でオタアイテムを手にするなら、まずはK-BOOKということで決まりになるかも?


 ともあれK-BOOKSとメロンブックスでアキバで買い逃していた同人を買うことが出来てホクホク。
 あやうく『世界でいちばんNGな恋』のVFBまで買いそうになっちゃって、おいおい、このあと京都へ行くんだぜ?と思い出して踏みとどまりました。
 荷物になるっつーの!(><)


 京都散策については、またあとで!
 IN 大阪だったりします。

 目的は「KSL Live World 2008 - way to the LittleBusters! EX -」。
 一昨日サイトを見たら当日券が出されると知って、昨日の金曜日は一日中悩んでいたのですけれど、夜になって覚悟を決めたのです。
 東京公演は抽選で外れてましたし、もろもろの仕事の締め切りも今の時期ポッカリと空いているのはおそらく神様が計らってくれたことだと!(笑)

 そんな次第で朝もはよから700系に乗り込んで大阪入り。
 駅では修学旅行の中学生に遭遇したりして、あー、そんな時期ねー、みたいなー。
 この世代の年頃ってオンナノコのほうが圧倒的なパワーあるのね。
 すごく元気。
 男子はなんだか覇気が無くて、おいおい、それじゃ今晩楽しめないぞー、みたいなー。


 ああ、で、大阪アライブ。
 当日券はキャンセル分の若干数とのことでしたので、最悪、取れないかなーとも思ってました。
 それでも物販でも眺めてこられれば御の字さー、という気分で。
 そしたら幸いにもチケットはゲット出来て無事参加という運びに。

 整理番号1300番くらいだったのですけれど、会場のなんばHatchのキャパは通常でも1500ですからまだまだ余裕はあったッポイですか?
 実際、フロア内もギュウギュウというカンジではなかったですし。
 ……STUDIO COAST ではこんな余裕は生まれることは無いでしょう(^_^;)。

 しっかし、このなんばHatch。
 すごく音響がクリアで、気に入っちゃったよ、おれ!(芸能関係つながり)
 自分の経験の中では最高ランクの設備かも。
 ここで開催されるってだけで聞く価値が一段階も二段階も上がる気がするー。
 欲を言えば1階席奥、せり出した2階席の下に位置するポジションは若干難ありにも思いましたけれど、それでも会場どこでもステージは見やすいですし、よそのハコに比べれば無問題でしょうか。
 2階席に圧迫感を感じなければ再奥でも十分だと思うー。


 そしてライブが始まりました。
 オープニングはRitaさん。
 ちょーっと高音部がかすれていた気もして、ひょっとしたらコンディションが完璧ではないのかなーと思いもしましたがー。
 いやいや、しかしOPを見事勤め上げて会場を盛り上げてくれました。
 ライブ慣れしていることや、物怖じしない性格から、トップバッターにはまさに適任な姐さんです(笑)。
 一発目、「Little Busters!」は見事であり当然の曲順でしょうねー。

 その後もRitaさんはリトバス関係の曲を全部で4曲歌い上げたのですけれど、リトバス未プレイのわたしには残念ながらそれほどはのめり込めず。
 あー、プレイしておけば良かった……ちうか、曲を知らないライブに行くとツライよね、という話ですか?(^_^;)


 続いての登場は茶太さん。
 「メグメル」をはじめとしてCLANNADのカバーで参加されてましたけれど、なるほどたしかにriyaさんと声質が近しいのでそれほど違和感は無かったです。
 んでも……。
 「歌う」ことはできても「歌い切れて」はいなかったような……。
 ところどころ無理があったように思えました。
 カバーとはいえメロディのほうに特にいじったところはなくほとんど原曲のままでしたし、やはりどうしても「借り物の曲」では歪みが生じてしまいますね。

 あー、しかし「オーバー」を歌われたときはキタコレ!と思いましたねー。
 Bメロのところで知ってる人はあのリズムでハンドクラップしてましたし、これは本当に嬉しかった~。
 やりたかったのよ、あの手拍子。
 そして、ひょっとしたらOTSU#2のように飛び道具来る?とか思ってしまったのですけれど、今回は無し。
 これは無かったほうが良かったので◎ですね(笑)。


 そしてそして。
 ほどよく会場も温まったところでLiaさん登場!
 もう、今日のライブのなかでは「プロ」としての格の違いを見せつけてくれました。
 いつぞやのI'veメモリアルの武道館ライブのときも思いましたけれど、こういう歌い手さんが複数参加するライブにおいてはLiaさんと一緒に出演するというのはツライことだなぁ……と思ってしまったりして。
 存在感が違いすぎなんですもん!
 『智代アフター』からまず2曲を歌ってくださいましたけれど、もう、それだけでフロアをつかんでしまったという……。

 ここまでの3人の歌い手さんの印象なんですけれど、Liaさんは間違いなく女王。
 世界のルールを司っている、まさに統率者。
 Ritaさんは実働部隊の隊長さん。
 ジャンヌ・ダルクよろしく、聞き手を引き連れて恐れを知らずに攻め込んでいくという。
 茶太さんは女王かもしれないけれど、カリスマがあるから人が集まるのではなく、この人のためになにかをしてあげたいと思わせる保護欲をそそられるタイプ、かなぁ……。
 そんなことを考えながら聞いていたりしてー。


 Liaさんは2曲でひとまず退いて、そこへ本日の司会も兼ねている民安ともえさんが歌い手として登場。
 先述のようにわたしはリトバスを未プレイなので民安さんの曲に思い入れは無かったのですけれど、しかし、まぁ、客いじりをして一体感を得るという方針はこの手のライブには必要なのかなぁ……とか思ったり。
 正直に言えば他のかたより声量が足りてない気がして、こういう歌い手さんが入ることで「Keyらしさ」というものもこの10年で変遷したのだろうなぁ……と難しく考えてしまったのですよ。
 ぶっちゃけ、いまのKeyには一言で言える「Keyらしさ」が無いのではないのかなー、と。
 KeyがKeyで行うから、それはKeyであるという理屈に落ち着くだけで。
 ……そういう手法って、まるでCIRCUSのようではありませんか?


 民安さんの後を受けて、Liaさん衣装チェンジして再登場。
 ホントに今日のライブでは特別枠でしたわ、Liaさん(^-^)。
 そして「Birthday Song, Requiem」は、もうサイコーでした!
 さらにやぱし「鳥の詩」でしょう!
 ホントにこの曲はフロアの雰囲気が変わりますね!

 WEBを眺めていたら東京公演の感想で、現在のKeyファンの主立った層はリトバス&クラナドの世代であってAIRやKANONの曲では盛り上がりに欠けた……というものがあったのですけれど。
 大阪ではそんなカンジはしなかったかなー。
 そんな気がするくらいにLiaさんの回では会場が一体感に包まれていたですよ。


 アンコールのあとはLiaさん、茶多さん、Ritaさんの順で再登場してそれぞれ1曲ずつを歌い上げてライブは終了。
 茶太さん、ここで「だんご大家族」を。
 そうだよねー、そうだよねー。
 この曲を歌わなきゃウソだよねー(笑)。

 そしてRitaさんは「Little Busters! -Little Jumper Ver.-」を。
 とにかく今回はリトバスのターンでしたなぁ(^_^;)。
 Ritaさんのリトバスに始まり、Ritaさんのリトバスに終わる……と。
 途中に差し込まれた麻枝さんのリトバス販促のビデオレターとか、そういう商業色も、Keyの変わりようを表しているような気がするのですよねー。


 楽しいイベントでした。
 でも、わたしが初めて胸打たれたPCソフトを作ったKeyというブランドが変わったということを知らしめてくれたイベントでもありました。
 この世に変わらないモノはない、それはわかってます。
 でも、やぱし、あの頃の「Key」ではなくなったことは悲しいですし、そして今をしてなにをもって「Key」たりえるのか、それがわからなくなったことも事実です。
 これで10周年。
 次の10年を超えていけるのか。
 わたしはそれを見続けているのか。
 さてさて……。



 大阪に来ているのに『アドマチック天国』を見てしまったりして。
 あなたの街の宣伝部長、愛川欽也です。
 しかも取り上げてる場所が、蔵前ですよ!
 大阪っ子、置いてけぼりもいいとこ!(≧△≦)
 最近のアニメ制作ではいわゆる「委員会」スタイルを取る場合が多くなってますが(というかほとんど?)。
 『図書館戦争』でもそのスタイルで制作されていますけれど、その名前が「図書館戦争製作委員会」なんですよねー。
 遊び心なーい!(><)
 ここは「武蔵野第一図書館」とか言ってしまえばいいのにー!

 アニメのほうは昨日の「状況〇六 図書隊ハ発砲セズ」はオリジナル……?
 覚えがなかったのですけれど、忘れちゃったのかなぁ……??
 「戦争」と「内乱」を読んだのってかなり以前なものでー。

 「状況拾壱」あたりで県知事が登場するって聞いたのですけれど、ということはラスト2話で県展攻防戦なのでしょうか。
 まぁ、規模的にはそれがイチバンしっくりきますか?
 「革命」のお話は盛り上がるかもですけれど、地味と言えば地味ですし(^_^;)。

 まぁでも、ここまで大きな破綻も無く丁寧に作られているカンジがして、良きアニメ化だと思っていたりして。
 「原作を読んでいない人にも楽しめるように作りました」
 ――なんて考えは自身のプライドを賭けた言い訳でしかないと思うのですよ。
 ビジネス上の制限を創作活動に課すための。
 「原作を知っている人に納得してもらえるように作りました」
 ――と言い切れる作り込みをすることが原作と原作を好きな人へのリスペクトではないのかなー。

 ……もちろん、ビジネスはビジネスとして両者のあいだに歴然として深い溝を通しているのですけれど、もー。


 有川浩センセは限定された世界での物語を描くことに長けている人だと思うので(限定された世界をつくることが上手い……という話とはチガウ)、こうアニメ化などされて「文章の外の世界=日常生活」を見せられてしまうと途端にムリクリ感が漂ってしまうなぁ……。
 才能であり個性であることは十分にわかっているのですけれど。



 とても興味深いEeePC 9インチ版ですが、やはりスペックが個人的に微妙……。
 でもEeePCのおかげであのサイズの市場も活性化されましたし、その中ではMSI Wind が割と好みというか個人的要求もクリアしているカンジ。
 米国版の値段がEeePCと同値という現状況で選ぶなら、わたしはこちらかなぁ。

 でも549$って、いまよりもう少し円安寄りになるとかもろもろの諸経費が加算されたとして120円レートで計算しても65,000円くらいですかー。
 先日どこかで見たEeePCの値段で75,000円というのがあったのですけれど、あれって時期的なプレミア込みだったのでしょうか?
 その手段はともかくとして、暴力を真っ向否定する姿勢は素晴らしいなぁ。
 ……と、違うか。
 姿勢が素晴らしいなんて言うと非暴力主義を礼賛しているみたいに聞こえますけれど、賞賛したいのはそこではなく。
 そういう尖った思想を真面目に受け止めて描写していることに拍手を送りたいのですよ。
 言い訳も誤魔化しもなく、ただ本当に心から否定していることを。
 暴力の存在に屈して、その価値を認めるくらいなら、そんな世界にもそんな自分にも意味は無いと言い切ってしまうところを。


 作中では勇者として人々の賞賛を集めている人たちが登場していますが。
 そんな勇者たちが理不尽な試練に対して「自分にはほかにやるべきことがある」とかなんとか理由をつけて試練を降りていく様は非常に滑稽。
 勇者だなんだと持てはやされていても、所詮、人は人。
 そういう自己欺瞞で取り繕うような弱さと醜さを持っていて当然なのに、さも自分こそは重要人物であるがゆえに小事にこだわることはできないのだと言い訳している様がとても下らないなーと。

 そんな人たちが人格者として崇められるくらいなら、突き抜けたバカのほうがよっっぽど貴い存在であるなぁ……と思えるのですよ。


 まぁ、でも、それを表現して貫き通す手段がゼンラーマンってのは、ちょっとなぁ……と首をかしげてしまったりして(^_^;)。
 わたしの中の理屈では、それで道が開けるとは思えないので。
 んでも、このあたりの世界法則は人それぞれですし、そして林センセのこういった世界の見方は好きなので、結局は大枠で受け入れられるんですよねぇ。


 でもジェスの言動は勇者とかそういうところとは別に器の小ささを感じてしまったりして。
 帝国領内で己が成したことがあまりにも大それたことで誰にも信用されるはず無いと思ったからこそ言葉にするのを封じていたのに、マヒロが発したあまりにも大それた言葉の中身をさして吟味もせずにあっさりと拒否したってのは、どうにも言動不一致な気がするのですよー。
 どれだけ信じられないことであっても、人が言葉を紡ぐときにはそこに真実が紛れているということを身をもって知っているハズなのに、しかしジェスは他人の言葉を信じようとはしないんですよね。
 ここがなぁ……。

 まぁ、べつに彼に対して絶対な正しさを求めるところでは無いと思いますし、そういう矛盾点をはらんでいる存在だとしてもキャラクターとしてはむしろ人間性が富んでくるのかなぁ、と。



 それにしても長谷部キタッ!(≧▽≦)というカンジです。
 沙耶香のいじられやすさは翔香さんより翔希の血筋な気がするー(笑)。
 『おりがみ』と『マスラヲ』の関係よりは薄いつながりですけれど、同じ世界の中での物語ということで、このあとも共有される設定が登場してくると嬉しいなっと。

 次巻は帝国第一皇女ですか?
 白薔薇姫も楽しみですけれど、三番姫の再登場もお願いします(^_^;)。


 風邪っぽいものでのどを痛めているあいだに、タイフェスティバルが終わっていたーっ!(><)
 ううう……。
 今週末こそは出かけてやるぅぅぅ……(T△T)。



 Radio d2b 第16回
 わたしも同じ気持ちですけれど、d2bの再ライブ、希望が大きいんですねぇ。
 bambooさんの考えでは、もし次があるなら西日本をメインにとか。
 たしかにd2bの聖地巡礼という意味では、それは正しいのですが……(^_^;)。
 最初にbambooさんの発言を聞いたとき「まさか沖縄!?」とか驚いたのですけれど、いちおうは福岡止まりなのかしらー?
 あとは神戸、広島あたり……?

 いや、でも、わたし、いまのテンションなら全国どこでも追っかけしますよ?(笑)
 LIQUIDの1000人箱も良かったですけれど、地方の100人箱も上等です!
 むしろ低い天井で、手を伸ばせば奏者に手が届きそうな狭くて苦しくて暑いハコ、大好き!
 夏コミも企業スペース受かったみたいですし、楽しみ~。

 ちうか、企業の当落ってこの時期には判明しているものなんですね――って、そりゃそうですか。
 このあたりから企画立てて作り込みに入らないと間に合いませんね。
 個人のサークル参加とは違いますね(^_^;)。

 そして「Radio d2b on AIR」 がカラオケに入るとかなんとか。
 えー、マジデマジデ?
 調べてみたらJOYSOUNDだったー。
 5月28日配信予定♪

 ちうかd2bで3曲も入ってる!?
 でもUR@Nさんは入ってないわ、佐藤ひろ美さんも「ハローグッバイ」は無いわで、DAMと比べて悩むなぁ……。
 「Radio d2b on AIR」と「キラ☆キラ」目当てならJOYSOUNDかぁ……。
 世界恐慌まっただ中のアメリカ史もついでに学べてしまう(そーかぁ?)「グレイス&フェイヴァー」シリーズ第4弾。
 邸宅を下宿にするだけではなかなか収益があがらないのは毎度のことで、いよいろリリーもロバートも手に職を……ということで、ふたりが選んだ職というのが小学校の先生だったというお話。
 こういう題材としての職業選びにもセンセのセンスが感じられて好きなんですよねー。
 突飛すぎず、日常的すぎず……という塩梅が。


 謎解きに関しては終盤にたたみかけるように開陳されていくというペース配分も相変わらず。
 それでも今回は用意されたトリックに対して、そこへ至るよう推理するための情報の出し方がいつになく丁寧だった印象が。
 質というより、それを印象付けるための説明回数……かなぁ。
 なんども言及されていれば、さすがにお馬鹿なわたしでもわかりますぅ、と(^_^;)。

 加えて言うなら、今回用いられたような「同じことを指しているのに、見る人、受け取る人によって違う事柄のように思い込んでしまう」勘違いや誤解を題材にしたトリックは好きなタイプだったりして。
 仕掛けられた誤解(というか作為?)に気付いたときの爽快感ったら!(笑)


 さらに今回は警察署長のウォーカー氏が目立ってました~。
 事件聴取の都合上、リリーともずいぶんと接近してましたし、もしかしてもしかしますか?
 ジェーンのシリーズでもお相手は刑事ですし、そういう組み合わせが好みだったりして。

 でもウォーカー氏はもっと年齢が上の人かと思っていたので、今回の接近はちょっと意外だったっちうか。
 そもそも彼をリリーの相手として考えていなかったのですよね。
 ああ、でも、あちらの物語ですと20歳差くらい平気で飛び越えてカップル成立したりしますし、彼の年齢は関係ないのかもですねぇ。


 そんな次第でリリーとウォーカー氏の関係も楽しみになりましたし、グレイス&フェイヴァーへの住人も巻を追うごとに増えてきていますし、ますます物語が賑やかになっていく予感を。
 プリニー夫人と新しく住人となったターキントン夫人って、『赤毛のアン』のマリラとリンド夫人みたいだなー……とか思ったりして(^-^)。

 取り巻く世界は不穏な空気に包まれていく時代ですけれど、そんな時代にあってこそ残されている楽しい日常を描いたコージー・ミステリーであってほしいです。


 カクテルのブルーハワイが好きなわたしとしては、今度発売されるペプシ ブルーハワイ は要チェックですわ。
 パイナップルとレモンの香り……って、やぱしカクテルのほうも意識しているんでしょうか?
 みんなガブガブ飲んで、舌を真っ青にするといいよ!(笑)
 シリーズとして出してしまった企画に区切りをつけましょう……という完結編の第2巻。
 ええ、2巻でも『堂々の完結』というアレです。
 ファミ通文庫はホントに……(TДT)。

 そのような次第ですので幕を引くことに最優先課題があったかのようで、クライマックスへの流れはとにかく押し押し押しってカンジ。
 うーあー、もったいない~。
 たとえば今回のお話の鍵となる子犬だって、もう少し時間が許せばポジション的に育てられたんじゃないかなぁ……と思う次第。

 倖せな結末を迎えることなく、ひとつの世界が終わりを迎えることを描いたという点に関して、わたしは否定的になるものではありません。
 んでも、その起因たるところがこの子犬にあるというのは、いささか荷が勝ちすぎているのではないかなぁ……と思ってしまうのですよ。
 子犬に同調するなごみの心情に唐突感を抱いてしまうというか。

 うん、わかる。わかります。
 わかるんだけれども……ねぇ?というカンジ(^_^;)
 なごみがそのように動くであろう方程式のようなものは本当にわかるのですけれど、だからこそその心情についてもっと描いてきてほしかったなぁ……。


 逆に華多那の退場に関しては、上手いなぁ……と。
 予想する間も与えない不意打ちさ加減。
 彼女に関しては迷うところが無かったということで、あの結末は衝撃的であれこそあれ以上の説明は必要なかったおうに思うので。
 ああ、迷うところが無かったというのは彼女の立ち位置についてです。
 なごみに対してはもちろん悩んだり迷ったりしていましたけれど、優先順位をつけるという、わたしがもっとも尊敬できる「覚悟」を持っていたという点で素晴らしいと感じられたのですよ。
 世界の最後まで。


 あとはさしたる活躍の場を与えられずに退場していったキャラが多数おりますけれど、これはもう仕方がないことですよねぇ……。
 むしろ今巻のみでいたずらに出番を増やそうなどとしなかったのは慧眼でしょう。
 ……まぁ、事情が許せば彼ら彼女らにも出番があってしかるべきだったとは思いますけれど。
 ほんとに、もう……。



 ひとつの世界が終わりを迎えても、主人公たる人たちは自分たちが住まう世界がそうなることを願ってそれを叶えたのだから、この物語は悲劇では無いのだと思うのです。
 なにより、ゆがんだ世界が遠からず滅びを迎えるのは必定なのですし。
 そのゆがみが少数の犠牲から成り立つものであればなおのこと。

 結果、世界が壊れてしまっただけで、倖せを得ようとする行為と心情そのものは非難すべきモノではなかったわけで。
 もしそこに間違いがあったとするなら、倖せの無い世界を作りあげたことそのものが間違いだったと言うほか無いと思ったりして。
 たとえようもなく難しいことだとはわかっていても、誰かの犠牲のもとに享受する倖せを「当然」と感じる世界は間違っている、と。

 そして。
 この世界では得られない倖せなら、世界そのものに意味はないのです。


 悲劇ではなかったと思います。
 でも、不幸な物語であったと。



 前巻が刊行されたのがほぼ1年前……と思ったら、調べたところ扇センセ、2004年のデビューから年1冊の刊行ペースでした(例外としてデビュー年は2冊上梓)。
 ということは次の作品は来年ですか、ねぇ……(苦笑)。
 それでも、わたしは楽しみに待っています。


 主演・木村拓哉さんの新ドラマ『CHANGE』を見たですよ~。
 政治を題材にしているとは知っていたのですけれど、まだ初回。
 いわゆる政争という点では大味でざっくり描いたな~と思う反面、ストレートにきたなぁ……と思えるトコもあって、そーゆーところが好感でした。

 「この世に『必要な悪がある』だなんて、僕は子どもたちに教えたくありません!」

 CMでのマドンナは「クール!」と評していましたけれど(笑)、いやいやいや、思いっきりホットでしょ、朝倉啓太は。
 地盤を引き継ぐはずの父親の不正を認めて「息子として、みなさんに謝ります」と頭を下げるシーンでは涙出てきてしまいましたよ(T▽T)。
 たとえ自分が直接に犯した罪でなくとも、それを自分が受け止めるべきものと認めて謝罪するという心意気。
 ひさぶりに正義漢を見た思いデスヨ。

 視聴率競争のために敢えて放送スタートを5月にずらしたそうですけれど、それもわたしに関しては当たってるかな~。
 フジの月9という以上に注目しちゃってますもん。
 そんなこんなで『PrincessFrontier』 クリア~。

 全体的にイベントのテンポはとても管理されているな~という印象。
 1イベントのワード数って70前後に落ち着きませんか?
 PCゲームというより、コンシューマーのギャルゲをプレイしているカンジを受けました。
 システムは時折選択肢が現れる一般的なAVGですけれど、このイベントのテンポであればユーザーに移動先を指定させるような(例『To Heart』)システムでも十分成り立つように思います。
 コンシューマ化のあかつきには、思い切って変更してしまうと吉かもとか思ったりして。


 えーっと、で、まぁ、都から遠く離れた辺境のポルカ村で巻き起こる日常的な事件の数々はそのようなテンポで小気味良く進むワケですけれどもー。
 小気味よく進みすぎて、それぞれに重みみたいなものはあまり感じなかったかなー。
 「面白いイベント」ではあったけれど、「引き込まれるイベント」ではないっちうか。
 どこまでいっても日常的という世界の枠を越えてくれない平凡さ――退屈さと言い換えられるかも?
 それが持ち味かもしれないですけれど、あまりに抑揚に乏しい世界ではなかったかなぁ……。
 「辺境の村」「田舎暮らし」といったキーワードに振り回されすぎてないかなーと。


 がしかし、その「辺境」とか「田舎」という部分については疑問も残ったりして。
 アルエもそうですけれど、都から割と人の往来は頻繁に描かれていたりしますし、なにより商人が訪れて市まで立ってしまうのですから、あまり「辺境」だとか「田舎」だという地理的デメリットが描かれていたようには感じられないのですよー。

 これら「辺境」という位置づけも含めて、各所の設定が中途半端に持ち込まれているなーという印象も受けたりして。
 物語の展開で都合良く設定が持ち出されるっちうか。
 んー……。
 統一感が希薄だったってことなのかなぁ……。


 そして日常的イベントを経て各ヒロインルートに入ってからのまとめかたについてはさらに疑問。
 結末に向けての主人公の基本的スタンスが「ヒロインのことを信じて待つ」なんですもん。
 えー??
 いや、まぁ、それも忍耐力が必要とされる立派な試練かのかもしれませんけれどー。
 でも基本「待ち」の姿勢って、むしろヒロインの側じゃないの??
 ふたりを結ぶ最終的事態に対して戦っているのがヒロインっていうのはどうなのかなー。
 主人公は事態打開に対して積極的に動いてこそなんではないの~???

 そんな中で主人公が積極的に動く数少ないルートでは、反則ワザを繰り出す敵に対してこちらもそれを上回る反則ワザを繰り出してゲームを成立させなくするという手法で解決っていうのも納得いかないっちうか。
 脱獄から逃亡、密輸、密入国。
 そういうアウトローな手法で解決しても、わたしは全然誇らしくないんですけれど。

 相手が卑怯で卑劣な手で主人公たちを追いつめるのは当たり前。
 だって、それこそが「悪」の存在理由なんですから。
 でも、だからといってこちらも法を犯して「悪」をぶっつぶして、それでなにが正義?
 つまりですね、たとえば「国境を守る警備隊の隊長」などという矜持も「ヒロインのため」という理由で都合良く改編されてしまっているワケですよ。
 うーん、うーん、うーん……。
 ことさらに正義を謳っているワケではないにしても……なぁ(TДT)。



 そんなところで恒例のヒロイン好感度、いってみよっ。

 ミント > ロコナ >> レキ >> アルエ

 ミントは恋心を認めるまでの経緯が可愛かった~。
 人生の目的があるからと自分の気持ちを縛っていながら、実はそうなのかも!?と気が付いてあわてふためく様が。
 そういう気持ちの移ろいを描くのって、ほんっと物語してるって思うわ~。
 ふたつあるエンディングについても、他のヒロインに比べて悲壮感が少ない……っちうかほとんど感じられないところも好感。
 少なくとも、未来へ向かってマイナスには動いてないなーと感じられたので。


 ロコナも意識し始めてからのヤキモキした展開が微笑ましくて◎。
 でもラストに向かっての流れは先述のとおりでどうにも納得いかないのデスヨ……。
 一方のエンドでは「あなたが選んだ道ならわたしは応援するわ」的に問題と向き合っていたとは思えないですし、もう一方ではみんなが団結して解決しようとする積極策は好感できてもそれがルールを犯す方向で団結するだもんなぁ……。
 ラストのロコナが可愛かったから良かったものの、そのあと待ち続ける主人公の姿勢にはイラチ。
 ふたりはそのまま出会えずに年月が過ぎて老いて死ぬ……という結末もあり得たわけですよ、主人公が動かなかったせいで。
 その選択と結果が、どうにも緩すぎないかなぁ……と。


 レキのあたりまでいくと、カップル成立してからの浮かれっぷりについて微笑ましく思うところを越えて周囲の見え無さにイラチ。
 最終的問題について、突然襲ってきた災難というより起こるべくして起こったというか自業自得というか……。
 そういう意味で同情できない事柄に対してあわてふためく様を見せられてもなぁ……という印象が。
 恋人同士になったふたりが浮かれるのもわかりますけれど、レキはレキで人生において大事な時を迎えているわけでしょう?
 そこで相手のことを思いやれず欲望に身を任せてしまうようなアホさ加減は救いがたいっちうか。
 そういううわべの気持ちで物語を転がすのって、つまりこのお話って「王道」ではなく「ベタ」なのだと思うー。

 ところで神官が結婚してはいけないっていうルール、どこかで出てきてましたっけ?
 そこが最大の難関であると言い出すなら、そもそもレキと結ばれるその最初に心に留めておくべき問題だったような……。
 ここでも都合良く設定が浮上している感があるんですよねぇ……。


 アルエは……んー……んんん??
 結局、ふたつあるエンディングのどちらにおいても問題は解決されていないのだと思うのですよ。
 盗んだバイクで走り出す、で終わるのは若さでしかないと思うー。
 そういう刹那的な行動で終わらせて、未来に対しての閉塞感を抱かせるというのもアリかとは思いますけれど、たぶん、きっと、そういう方向では無いと感じるんですよねー。
 作品全般に通された緩やかさにおいて。

 この作品が『PrincessFrontier』であり、そしてアルエが王女という立場であるなら。
 でもって不幸な出来事による左遷から始まった物語であるなら、少なくとも凱旋を果たすくらいの「成果」を挙げて王女を迎えるべきでは?



 コンシューマー的な気軽さでイベントを消化できても、ラスト、物語としてのカタルシスを備えていないのであれば、それはやはり手法を間違えているのではないかなーと思った次第。
 物語はたしかに、その中で生きる主人公ほか登場人物のものかもしれないけれど、でも作品として見せるのであれば「読み手」への意識をもっと払うべきなのではないかなーと。
 それがエンターテインメントってことだと、わたしは思うのです。

 良かったところは「日常」という名の「普通っぽさ」ですけれど、悪かったところも同じところにあるような。
 なんともモヤモヤした気持ちが残ってしまった作品でした。
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